スイーツが大好きで、いつも新しいものと出会いたいと考えている方に朗報です。素材の味を活かした美味しさと、すっきりとした甘さが魅力のスイーツを販売する「三ツ星スイーツ」が大阪・なんばの戎橋筋(えびすばしすじ)商店街にオープンしました。いちごやお芋を使ったスイーツをメインに販売しており、商品はどれもSNS映えする可愛らしさがあります。
戎橋筋商店街に新しく加わった三ツ星スイーツを取材してきました。
三ツ星スイーツとは?

洋菓子、和菓子のどちらも取り扱っていて、芋や栗のスイーツを販売する「ブリキトタン・なんば店」のオリジナル商品をはじめ、同じ系列店でいちごのスイーツでお馴染みの「ストロベリーマニア・心斎橋店」の人気商品の販売もしています。
週替わりで関西の人気スイーツ店を招いて販売もしているので、毎回違ったスイーツに出会うことも。 今回は三ツ星スイーツが販売する商品の中で、最も人気のあるスイーツ3選をご紹介します。
いちご好きに最も人気のあるスイーツ「いちごの瓶タルト」

ほどよい酸味のいちごとカスタードに加えて、底に散りばめられたクランブル(ザクザクとした食感の生地)アーモンドクッキーとの絶妙なハーモニーが楽しめます。いちごの存在感もしっかり感じられ、何度もリピートしたくなる美味しさ。素材ひとつひとつをゆっくり味わうのも良いですし、混ぜて一度に全てを味わえる贅沢な食べ方もできます。好きな食べ方を見つけるのも楽しくなるスイーツでいちご好きの心を虜にする逸品です。
ジューシーないちごともちもち感がたまらない「いちご大福」
キュートな出で立ちが印象的な「いちご大福」はいちごが大きすぎて、大福が小さく見えてしまうほど。いちごが中に入っているスタイルではないからこそ、いちごのみずみずしさを感じながら食べられるのが魅力です。

甘さ控え目のあんこといちごのバランスがとれていて、滋賀羽二重餅(しがはぶたえもち)を使ったしっとり、もちもちとした皮とよく合います。
滋賀羽二重餅(しがはぶたえもち)は1939年(和14年)に、滋賀県で開発されたもち米の品種です。粘りがありながら柔らかく、きめ細かな舌触りはもち米として最高の評価に。1952年(昭和27年)〜1989年(平成元年)まで、昭和天皇に正月用の餅として献上していたという歴史もあります。

いちご大福は「こしあん」以外に「濃厚カスタード」や「生チョコクリーム」もあり、いずれも350円(税込)。

いつも美味しいいちごが食べられる秘密とは?
三ツ星スイーツで取り扱っているいちごは、その時期に最もおいしいものを仕入れるため、バイヤーが日本全国から買い付けをしています。
いちごの産地を問わずお客さんの商品に対する評価は高く、バイヤーの努力が三ツ星スイーツの美味しさを支えていると言っても過言ではありません。
お芋好きにぜひ食べてほしい「焼き芋ブリュレ」

半分に切った焼き芋にカスタードを絞りバーナーで焼き色を付けた「焼き芋ブリュレ」は、食べた瞬間に焼きいもの香ばしさと、ほんのりとした芋の甘味が口の中いっぱいに広がります。しっとりとしなめらかな食感、お芋そのものの甘味とカスタードの甘さが同時に楽しめる、お芋好きにはたまらない逸品。

焼き芋を焼くところから成形までお店でひとつひとつ丁寧に作っています。

出来上がってケースに並ぶと、すぐに売れていく人気の高い商品です。
焼き芋は季節によってさまざまな種類のものを取り扱っていて、この時はシルクスイートというさつまいもを使用。

シルクスイートは2012年(平成24年)「春こがね」と「紅まさり」という品種をかけ合わせて誕生した新しいさつまいもで、シルクと名が付くほどのなめらかな食感と上品な甘さが特徴です。このなめらかな食感が他のさつまいもでは実現できず、シルクスイートの需要は高まってきています。まだまだ生産量が少なく手に入りにくいため「幻のさつまいも」と言われています。
スイーツの魅力が伝わってくるディスプレイ
いちごの可愛らしさ、お芋の魅力がよく伝わってくるようにディスプレイにもこだわっています。いちごの鮮やかな赤色や、お芋の焼き色などがよくわかるように並べられているので、思わず食べたいという衝動にかられます。


積みあがった大学芋や、水あめのキラキラ具合がリアルないちご飴のサンプルはインパクトがあり、商店街を通る人も気になってお店に立ち寄ってしまうほど。

このサンプルの魅力で、いちご飴も大学芋も買われる方が多いとのこと。
毎回違ったお店に出会える
三ツ星スイーツの魅力は、自社の商品販売以外にも他のスイーツのお店が期間限定で出店することです。取材した日は京都の河原町にある和のクレープ店「さんじや」が大阪に初出店していました。京都までなかなか足を運べなかった方にとっては、さんじやの商品が食べらる貴重な機会だったのではないでしょうか。

「いちごチョコクレープ」

贅沢にいちごを使ったものや、和のクレープ屋さんならではの抹茶を使った珍しいものなど、クレープ好きの心をくすぐるメニューで注文する人がたくさんいらっしゃいました。

「究極の抹茶クレープ」は濃厚抹茶クリームと白玉が入っていて和洋折衷が楽しめる人気のクレープです。
「さんじや」の出店は終了しましたが、今後もいろいろなスイーツ店が出店予定です。
店舗情報
お店へのアクセス

なんばウォークB12番出口の階段を上がります

上がってすぐ、左側の戎橋筋商店街に入ります

商店街に入るとすぐに三ツ星スイーツがあります
まとめ
三ツ星スイーツの商品はどれも素材の味がしっかり感じられ、甘さ控えめで1度食べたらリピート間違いなしの美味しさです。
ケースに並ぶ商品は思わず足を止めてしまうほど可愛らしいく、味だけでなく見た目でも癒されるスイーツばかり。ほとんどの商品がお店で作られているので、いつもできたての美味しさが楽しめます。
ご紹介した商品以外にも、まだまだたくさんのスイーツを販売していて、何度行っても楽しめる「三ツ星スイーツ」をお気に入りのお店リストに加えてみてはいかがでしょうか。

大阪出身のオリ姫。
お酒、ゲーム、旅行、ダンス、オリックスバファローズが大好き。
中東のカタールに住んでいたこともありますが、究極の暑がりで夏と暑いところが苦手。
新しいもの好きの性格とフットワークの軽さを活かして、
なんばエリアの魅力と楽しく役立つ情報を皆さんにお伝えしていきたいです。