レトロな空間にいざなう老舗バー 238(フミヤ)で楽しむオトナ時間

古くは法善寺への参道として利用され、今でも多くの人が行き交う大阪ミナミの南地中筋(なんちなかすじ)商店街。老舗の名店が立ち並ぶなんば中心地にある商店街ですが、今回はお酒の魅力を存分に楽しめる老舗のバー「238 COUNTER(フミヤカウンター)」をご紹介します。

目次

店名の由来と南地中筋商店街との関わり

昭和23年(1948年)8月にオープンした「238 COUNTER(フミヤカウンター)」は、2023年で75周年を向かえる老舗のバー(BAR)として愛されて続けています。ユニークな店名の由来は、オープンした昭和23年8月にちなんで「238」と命名したのだそう。これまで親子3代にわたり代々受け継がれたお店は、現在は3代目マスターの吉田諭史さんが営んでいます。

法善寺に向かう道のりにある南地中筋商店街
238 COUNTER(フミヤカウンター)の外観

開店から変わらない場所で営業していて、バーカウンターやお酒の陳列棚も開店当時から現役です。

店内のバーカウンター
豊富な種類のお酒が並ぶ陳列棚

角ハイボールの周年記念ボトル、レトロなオブジェが並ぶ店内は落ち着いたオトナ時間を演出してくれます。

カウンターに展示されている記念品の数々
店内には懐かしいポスターやオブジェも
レトロな黒電話は今でも現役で利用されています

「昔から常連客が集う場所として愛され、友人の紹介で来店した方が新たな常連客となることもありますね。もちろんふらっと来店する一見さんがいらっしゃることもありますよ」と語るマスター。地元の方はもちろんなんば周辺が勤務地の方、観光客の方も来店されるそうです。

店内の奥にはテーブル席も用意

店舗がある南地中筋商店街は法善寺横丁に向かう道筋でもあり、多くの人が行き交う場所でもあります。昔からの老舗はまだまだ残っていますが、新しいお店も増えてきて雰囲気はだいぶ変わったとのこと。外国人観光客もちらほら来店するようになったそうです。

初心者が気になるバーの楽しみ方

初めてバーに行ってみたいけど楽しみ方がわからない、バーに興味はあるけど飲み方やマナーがわからないので心配という方も多いのではないでしょうか。

バー238ではウイスキー、カシス、ラムを中心に扱っていて、種類は40〜50本ほど常備しているそうです。グラスもロゴ入りのオリジナルで、バーならではの雰囲気を楽しみながらお酒を味わえます。

約50本ほどが常備されているボトルとオリジナルグラス

バー初心者はどうすればいいかを伺ったところ、「バーが初めての方でも気軽にお声がけいただければ、お好みの味をお作りしますよ。気軽に相談してもらえれば嬉しいですね」と答えるマスター。知らなかったお酒との出会いがあるのも、バーの楽しみ方のひとつですね。

238 COUNTERのメニュー

ウイスキーでオススメの飲み方は、やっぱりメインメニューの角ハイボール。1杯目は角ハイボールから始まる方や、最初から最後まで角ハイボールを楽しむ方もいらっしゃるそうです。

常連客にも人気の角ハイボール(1200円~)※種類によって価格変動あり

ウイスキーと炭酸水の割合、グラスへの注ぎ方などプロのバーテンダーが作るハイボールの味は格別。落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくり味わいながらお酒を堪能できます。

238 COUNTERに来店したら、お酒にマッチする”おつまみ”も楽しみのひとつ。「待ち合わせや飲み直しで来店される方が多いので、おつまみは乾きものが中心ですね。一番人気は塩豆で、塩豆が食べたくて来店する方もいらっしゃるんです」

人気の塩豆は角ハイボールのお供に

オーダーがあればラスクやカナッペも提供しています。カナッペは魚のオイル漬けとハムをトーストに乗せたおつまみで食べ応えがあり、ハイボールを飲むペースがついつい上がってしまうほど。

おつまみとしても人気のカナッペ(1200円)
食べ応えあるカナッペでお酒も進みます

お酒やおつまみもリーズナブルですので、気軽にオーダーしてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

店名/238 COUNTER(フミヤカウンター)

住所/大阪市中央区難波1-6-7

電話/06-6213-2380

営業時間/16:00〜23:00

支払い方法/現金のみ

定休日/日曜・祝日

まとめ

バーでお酒を飲みながら過ごすひとときは、特別な日や友人とのリラックスした時間を過ごすのに最適な場所です。お酒の魅力を存分に楽しめる場所に行ってみたい、バー初心者の方にとっては新たな世界への扉を開いてみませんか。

贅沢なオトナ時間が楽しめるバー「238COUNTER」にぜひ一度訪れてみてください。

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