パリパリに焼き上げた皮の食感とたっぷりの肉汁で人気の「ぎょうざ」。ラーメン店のサイドメニューや中華料理店のメニューのひとつとして老若男女問わず好かれるぎょうざですが、全国各地で餃子バルや専門店が続々とオープンするなど、近年ぎょうざブームが再燃しています。
もちろん、大阪にもぎょうざの専門店が多数あります。そのなかでも大阪名物にもなっている「ひとくちぎょうざ」を提供しているお店が多く、小ぶりなサイズのぎょうざは、手土産としても熱い支持を集めています。
今回は、グルメ激戦区の大阪ミナミエリアで創業42年という老舗のぎょうざ専門店「南平」をご紹介します。
読み終わったあとは、ぎょうざが食べたくなること間違いなしです。
ぺろりと食べられる南平のぎょうざ
店名の「南平」は、ミナミで商売をされていることから「南」、左右対称の漢字だと安定するという縁起から「平」を組み合わせて名付けられたそうです。飲食店がとにかく多く、お店の入れ替わりが激しいミナミエリアで長年お商売をされているのは、食にうるさい地元大阪の人々に愛される美味しいぎょうざを作り続けてきた証ですね。
そんな「南平」こだわりのぎょうざは、白菜・きゃべつ・にらをふんだんに使ったジューシーな餡を極薄の皮で包んだ、ひとくちサイズの餃子です。
2cmの厚みがある鉄板で焼き上げられ、こんがり絶妙な焦げ目がついたぎょうざは、カリっと香ばしくスパイシーかつあっさりとした味で、女性でもペロリと2人前(30個)食べられます。もちろん、ビールやドリンクとの相性も抜群です。
テーブルには、特製のタレとラー油、タレに少量入れると風味が変わる香りづけの中国酒が置かれています。
南平のぎょうざのカリカリ感とモチモチ感のハーモニーは、お店中央の鉄板から生み出されています。
高温に熱した鉄板に並べられたぎょうざは、たっぷりの水を注ぐとすぐに蓋を閉め、蒸し焼きにされています。
メニューには、ご飯やおにぎり、お味噌汁などもあるので、ぎょうざと一緒にしっかりご飯ものを食べたいという方にもぴったりです。また、きゅうりの浅漬けやキムチなども自家製とのことで、こちらもお酒のアテにおすすめです。
お持ち帰りも可能ですので、手土産やご自宅用としても喜ばれますよ。
大阪北新地で1955年(昭和30年)創業の「天平」が発祥とされています。小ぶりなサイズの餃子は、北新地のホステスたち間で「口紅を落とさず食べることができる」という口コミで人気となりました。その後「天平」のスタイルを参考にしたひとくち餃子の専門店が増え、大阪名物として認知されるようになったそうです。
本店以外で販売している店舗
南平のぎょうざはデパートでもお買い求めいただけます。
髙島屋大阪店
髙島屋 大阪店 本館地下1階の味百選コーナーで販売されています。
住所/大阪市中央区難波5丁目1番5号
髙島屋 大阪店 本館地下1階 味百選コーナー
営業時間/10:00~20:00
髙島屋大阪公式ホームページ
髙島屋堺店
髙島屋堺店では、毎週日曜日のみ販売されています。
住所/堺市堺区三国ヶ丘御幸通59番地
営業時間/10:00~19:00
髙島屋堺店公式ホームページ
京阪百貨店 モール京橋店
京阪百貨店 モール京橋店の地下1階、美味衆合コーナーにて、毎月10日、20日、30日のみ販売されています。
住所/大阪市都島区東野田町2丁目1番38号
京阪百貨店 モール京橋店 地下1階 美味衆合コーナー
営業時間/10:00~20:00
京阪百貨店モール京橋店公式ホームページ
京阪百貨店 守口店
京阪百貨店 守口店の地下1階、美味衆合コーナーにて毎週火曜日のみ販売されています。
住所/大阪府守口市河原町8番3号
京阪百貨店 守口店 地下1階 美味衆合コーナー
営業時間/10:00~20:00
京阪百貨店守口店公式ホームページ
味自慢のぎょうざは通販も可能
南平の餃子は通販も対応していますので、遠方にお住いの方も大阪ミナミで愛され続けているぎょうざの味をお取り寄せできます。
店主上西さん直伝の美味しいぎょうざの焼き方も同封されていますので、ぜひご自宅でアツアツのぎょうざをご賞味ください。
南平公式ホームページ(通販ページ)
店舗詳細
店名/味自慢ぎょうざ専門 南平(なんぺい)
住所/大阪市中央区心斎橋筋2丁目3-5日宝ファインプラザ1F
電話番号/06-6211-1332(17:00~)
営業時間/17:30~2:00
※日曜日・祝日 (営業時)17:00~23:00
定休日/日曜日
座席数/15席
アクセス/地下鉄御堂筋線なんば駅、14番出口より徒歩6分
戎橋を心斎橋方面へ渡りすぐ右折、1本目を左折。クイーンズコート隣りの日宝ファインプラザ1F
公式ホームページ
まとめ
大阪といえば、たこ焼きやお好み焼きなどがメジャーですが、実はぎょうざも独自の文化があり、その人気はなかなかのもの。
今回ご紹介した南平は、宗右衛門町や道頓堀にもほど近く、夜遅くまで営業しているので、一件目としても飲んだ帰りの〆に餃子をいただくのもおすすめですし、差し入れや自宅へのお土産にも喜ばれること間違いなしです。
もちろんお酒を飲まれない方にも、おすすめです。筆者も実際にお店に伺ったときは、ウーロン茶と一緒にいただきましたが、肉感のあるこってりとした餃子ではないので、ペロリと1人前(15個)をいただくことができました。
ぜひまだ食べたことのない方は、ご賞味ください。
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