【閉店情報】スイスの老舗時計メーカーTISSOTの魅力を徹底紹介!

TISSOT BOUTIQUE EBISUBASHIは2022年8月31日(水)をもちまして閉店させて頂きました。
永らくご愛顧頂き誠にありがとうございました。

男女問わず、ビジネスシーンにもプライベートシーンにも欠かせないアイテムが時計ではないでしょうか。

160年を超える歴史をもつスイスの老舗時計メーカー、TISSOT(ティソ)が、2020年2月に戎橋筋商店街内にオープンしました。直営店というだけあって、TISSOT(ティソ)の製品を一堂に取り揃えたラインアップが魅力です。

今回は、高級時計を詳しく知らない方、TISSOTブランドをもっと知りたい方、またオススメ商品を知りたい方にも参考になるように紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

TISSOTの魅力

TISSOT

スイスの時計ブランドとしての伝統を重んじながらも、その伝統に甘えることなく、技術と美しさ、そして精度を追求し続けてきたTISSOTは、その精度の高さから、MotoGP®やNBA、そしてツール・ド・フランスといった多彩なスポーツのオフィシャルタイムキーパーを務めています。スポーツ界においてこういったパートナーシップを構築できるのも、TISSOTの時計が刻む時の正確性を表す証拠ではないでしょうか。

TISSOTという時計ブランドを表現するならば、「Quality for Value(価格を超えた品質)」という言葉が相応しいでしょう。スイス時計として高品質な製品を手の届きやすい価格帯で展開するTISSOTですが、それを可能にするのは、世界でも屈指のビッグブランドであること、そして世界最大級の時計製造グループであるスウォッチ グループの一員であることが理由に挙げられます。生産の規模や効率を高めることで、一本あたりのコストを下げることができ、それを価格に反映できるのです。

さらに、ブランドの特色として「Multi Specialist(幅広い専門性)」という言葉があります。伝統的な手法に基づいたドレスウォッチがラインナップするクラシックコレクションから、ブランドの長い歴史を感じさせるヘリテージコレクション、スポーツとTISSOTとの深い歴史と関係性を表すスポーツコレクションなど、懐中時計からタクタイルウォッチまで幅広いラインナップを展開しているのも大きな特徴です。

ラインナップの豊富さに加えて、価格帯も幅広く、必ず欲しい時計が見つかるのがTISSOTの強みと言えるでしょう。

TISSOT公式ホームページ

豊富なラインアップ

TISSOT店内

はじめにもお伝えしましたが、TISSOT Boutique Ebisubashiは直営店だけあってラインアップが豊富です。実際、店頭で目移りする方も多く、一度公式サイトをチェックしてから現物を見に来られるお客様も多いそうです。

店内はシンプルなデザインで、入りやすい雰囲気です。来店するお客様の年齢層は幅広く、歴史のある時計ブランドだからこそ、世代を超えて愛されていることが感じられます。また、男性のお客様が特に多く、性能と価値を求めて来られるお客様や、父親からTISSOTを教えられて時計を探しに来られる若い方も多いようです。

TISSOTの時計は比較的手に取りやすい価格帯が揃っていますが、店内には3万円台~と気軽に買える価格の商品もありますので、プレゼント用に購入される方にもオススメです。

ベストセラー商品

長い歴史の中で常にイノベーターとして世界初となる時計を世に送り出し、時代の一歩先を目指してきたTISSOT。ここからはTISSOT Boutique Ebisubashiのベストセラーを紹介していきましょう。なかでは誕生から100年を経て復刻した時計もご紹介しますが、100年前の時代に、現代でも受け入れられるデザインを作っていたのが、さすがの一言ですね。

TISSOT ジェントルマン
Tissot Gentleman Automatic(ティソ ジェントルマン オートマティック)¥96,800~

ファッションルールを激変させ、現代的なトレンドが定着しはじめた1960年代に実在したモデルからインスパイアを受けた、オーセンティックで都会的な現在紳士のためのタイムピースです。

最長80時間のパワーリザーブを誇る“Powermatic 80”というムーブメントに、シリコン製ひげゼンマイを搭載した最上位ムーブメント“Powermatic 80 Silicium”を採用しているため、さらなる精度の高さを実現し、長寿命と高い耐磁性能を可能にしました。美しいシルエットでありながら、とても実用性が高く、日常を豊かにしてくれる頼もしい存在です。

TISSOT シースター
Tissot Seastar 1000 Automatic(ティソ シースター 1000オートマティック)¥80,000~

水中での冒険にも頼もしい30気圧防水(300m/1000ft)でありながら、都会的なデザインでアウトドアからビジネスシーンまで持ち主をサポートし続けてくれるダイバーズウォッチです。

TISSOT ボルト
Tissot Heritage Porto(ティソ ヘリテージ ポルト)¥60,500~

アール・デコ全盛期の1919年に誕生したTissot Porto(ティソ ポルト)を、誕生から100年となる2019年に復刻させたTissot Heritage Porto(ティソ ヘリテージ ポルト)。フランス語で酒類を入れる大樽を意味する”トノ―”シェイプが描き出す曲線が、まるでポートワインのように甘美なテイストで人々の心を掴みます。

TISSOT バナナ
Tissot Heritage Banana(ティソ ヘリテージ バナナ)¥44,000~

長方形ケースが手首に添うかのようにカーブするユニークな形状からバナナ・ウォッチと呼ばれているTissot Heritage Banana(ティソ ヘリテージ バナナ)。このバナナ・ウォッチもTissot Heritage Porto(ティソ ヘリテージ ポルト)と同様に、100年の時を経てさらに魅力を磨き上げたモデルになります。

なぜスイスは時計が有名なのか?

時計の生産国として有名なスイスの時計メーカーのなかでも、世界一の出荷数を誇るTISSOTの魅力をご紹介してきましたが、ほかにも高級時計の代名詞であるオメガ、ロレックスなどの有名ブランドの本社もスイスに集結しています。

なぜ、スイスはこんなにも時計が有名なのでしょうか。

いくつか理由がありますが、まずひとつは、スイスが小さな部品が結集した精密機器である高級時計を作る環境に適していたことです。雄大なアルプス山脈に囲まれたスイスは、空気が澄んでいて、部品の洗浄などに使用する水も綺麗であることから、時計を作るのに最適な環境でした。

次に、歴史的背景を見ていくと、スイスの時計作りの発展は16世紀までさかのぼります。中世フランスでは、キリスト教カルバン派の時計職人たちが宗教的弾圧を受けており、迫害から逃れるために時計職人たちはスイスへと移動します。
当時スイスでも、やはり宗教的な理由から贅沢が禁止され、盛んだった金細工職人が職を失っていました。そこにフランスからの時計職人が流れてきた結果、時計と宝飾の技術が融合することになりました。やがて18世紀にはスイスの産業として定着し、数々の有名ブランドも誕生します。

しかし、やがて「クォーツ」と呼ばれる仕組みが台頭してきます。クォーツは、超小型の水晶発振器が安定して電気振動が時計を動かす仕組みで、それまでの機械式よりも精度が高く、リーズナブルとあって世界中で流行。このブームに乗り遅れたスイスの時計産業は大打撃を受けてしまいます。

そんなスイスを救ったのは、ニコラス・G・ハイエックが創設した「スウォッチ グループ」でした。また、かつてのムーブメント(時計の内臓部分)専業メーカーを大統合した「ETA」を始め、スウォッチ グループは多くの部品メーカーを抱えており、時計業界において強力な地位を築き、スイスの時計産業を支えてきました。ちなみに先にご紹介したとおり、TISSOTもこのスウォッチグループの一員です。

店舗詳細

店舗名/TISSOT Boutique Ebisubashi
住所/大阪市中央区難波1丁目5番15号 蔵人戎橋ビル
営業時間/11:00~21:00
定休日/年始(1月1日のみ)
電話番号/06-4708-8855
アクセス/御堂筋線なんば駅 B10出口から 徒歩約2分

まとめ

スタッフの方はお客様に素敵な時間を過ごして頂けるように心がけているとのことで、親身になって話を聞いてくれます。とても接しやすい雰囲気が印象的でした。また、しっかりとした専門知識を持っているので、安心して相談できますよ。

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