いよいよ夏本番!熱中症にご注意ください

個室で贅沢に!なんばの名店「法善寺浅草」でふぐの旨味を味わう

法善寺 浅草

刺身に鍋、唐揚げなど、どんなお料理にしても美味しい食材が「ふぐ」です。
実は大阪はふぐの消費量が日本一で、全国消費量の約6割を占めているともいわれています。
たこ焼きやお好み焼きといった粉もん料理のイメージが強いかもしれませんが、「ふぐ」も大阪が誇る食文化のひとつなのです。

今回は、そんなふぐ料理が味わえる「法善寺浅草」を紹介します。
創業80年余りの歴史のあるお店で、4代目店主自ら厳選した旬の食材を贅沢に使用し、大阪で長年愛されているふぐ料理やはも料理、すっぽん料理などが味わえる有名店です。
水をかけてお願いごとをする水掛不動尊が見える個室があることから“ご縁が良いお店”とも呼ばれており、結婚記念日や会食などの大切なシーンに利用される方が多いのが特徴です。

4代目店主・辻さんにお店の歴史や長年こだわってきた目利き、技術について、また新しい取り組みではじめた人気のランチ営業についてなど詳しく聞いてきました。
歴史あるお店のふぐ料理を食べたい方や、結婚記念日で利用したい場所を探されている方、割烹料理店のランチを気軽に食べたい方などに参考になりますので、ぜひ楽しみながら最後までチェックしてくださいね。

目次

創業80年余りの歴史あるふぐ料理店

法善寺 浅草

法善寺浅草 外観

法善寺浅草の初代店主・辻秀楠さんは、もともと料理屋での修行経験があったこと、魚屋・仕出屋を営んでいた頃の仕出し料理が好評だったことから料理屋を開業することを決意し、1937(昭和12)年、当時最も活気があったといわれる大阪の「新世界」という繁華街に創業したのが始まりです。

当時の新世界は、初代が憧れる気さくで活気溢れる東京・浅草の雰囲気や街並みに似ていることから、「浅草」という店名をつけたそうです。

1945(昭和20)年に起きた大阪大空襲で新世界全体が焼けてしまいましたが、縁あって昔の知人に、現在お店をかまえる法善寺横丁の土地を紹介され、1948(昭和23)年に営業を再開しました。

現在は、4代目店主・辻宏弥さんが暖簾を守り続けています。

法善寺 浅草

完全個室

法善寺 浅草

店内に入ると、カウンター席と、2名さまから利用できる個室があります。
全部屋、完全個室の和式になっており、プライベートな空間でお食事が楽しめるほか、最大25名まで入ることができる大広間もありますので、少人数の会食はもちろん、宴会や忘年会、お祝いの席といった利用される方のシーンによって使い分けることができます。
また、畳の上には椅子を設置していますので、ご年配の方や足元に不安のある方でも安心です。

各部屋に光触媒空気清浄機を設置し、感染症対策も徹底しています。
窓が全部屋にあり、換気には常に気を付けていますが、お部屋に入られた後でも窓を開けて換気することも可能とのことですので、希望の際はスタッフにお気軽にお声がけくださいね。

法善寺

法善寺 水掛不動尊

法善寺 浅草

窓から見える法善寺の様子

水をかけてお願いごとをすることで有名な水掛不動尊が正面にあり、夜になると横丁内の灯篭には明かりが灯り、風情ある大阪の雰囲気も楽しめますので、大切な方とのお食事や大阪観光に来られた方、海外の方へのおもてなしにも◎ですよ。

長年の目利きと技術のこだわり

法善寺 浅草

ふぐ お食事イメージ

「『晴れの日の料理』であるふぐ料理を食べに来たお客さまに誠実に対応し喜んでもらいたい」という想いから、法善寺浅草では、初代店主の時代から「目利き・技術・出汁」の心得を大切にしています。

看板料理である「ふぐ」は、3年近くかけて大きく育った2㎏前後の養殖ふぐを使用しています。
長年経営するなかで、不景気や漁獲量の減少から取引先の廃業や取引解消を何度も経験したことから、ふぐの量や品質を安心して確保できるようにと、産地や流通業者との信頼関係の構築を大事にしており、今でも先代が毎朝仕入れにいくそうです。

また、本当に美味しい旬の味を楽しんでいただけるように、ふぐが痩せている5月~9月の期間は販売を中止しており、ふぐ料理を提供する期間を限定しています。

盛り付け技術にも力を入れており、四季が感じられるようにと毎月献立が変わるところも嬉しいポイントです。

食材の「目利き」を大切にし、長年培ってきた「技術」でふぐの美味しさを余すところなく提供し、また最後の一滴まで満足していただけるようにと「出汁」の旨味を最大限に引き出すのが、法善寺浅草のこだわりです。

自家製ポン酢

関東の鍋料理は味噌や醤油などで味付けして食べる文化がありますが、大阪では食材を水炊きにしてポン酢をつけて食べる文化があります。
このことから、“ポン酢の味”が個々のふぐ料理屋の特徴を表現するところといわれるほど、ポン酢という調味料は重要な役割を果たしています。

法善寺浅草でも、創業当時からポン酢に強いこだわりを持っており、初代店主の奥さんである女将さんがつくり上げた秘伝のポン酢を今でも代々受け継いでいます。

店主・辻さんのご実家がある和歌山県で栽培している「ゆこう(すだちと橙を掛け合わせたもの)」は、11月初めにしか収穫できないため、この時期になるとお店を閉め1年分のポン酢のもとになるゆこうの果汁を総出で手搾りします。
この手搾り果汁は味や香りなど高品質のため、醤油を足すだけというシンプルな調合で、法善寺浅草の伝統的なポン酢ができあがります。

また、この伝統的なポン酢には女将さんの強い想いが隠されているとのこと。
昔の大阪は商人の街とも呼ばれており、旦那さんは外へ出かけてお客さんを連れてくる役割をするうえで、奥さんは家業を守らなくてはいけない時代でした。
法善寺横丁界隈でも「女将会」があったほどで、この辺一体は女性が守っていた街とも言われているそうです。
そういった歴史があったことや、料理人の出入りが激しかったことから、初代店主の女将さんが店の大黒柱となり80歳を過ぎても秘伝の手搾りポン酢の味を守り続けていました。

現在は4代目店主・辻さんに受け継がれ、女将さんの強い想いでつくりあげた秘伝のポン酢と共に、法善寺浅草のふぐ料理の味を守っています。

真心こめたお料理の数々

ふぐ

法善寺浅草

ふぐ料理イメージ

大きく肥えることで旨味が増した九州産のふぐを厳選していますので、特別な旨味と食感を味わうことができます。

法善寺浅草のてっちり(ふぐちり)は、豪快に切り分けており、骨ごとしゃぶりつくことができる「あら身」が魅力的で、名物の自家製ポン酢ともみじおろしとの相性が絶妙です。

てっさ(ふぐ刺し)は、さばいてから旨味が増すように1日熟成させます。
その熟成から、花びらのような美しい姿に変わり、ふぐ本来の甘味を引き出してくれるとのことで、てっさの旨味を贅沢に味わうことができます。

すっぽん

法善寺 浅草

すっぽん料理 イメージ

浅草のすっぽん料理は、丁寧な下ごしらえから、身が柔らかく骨から簡単にほぐれ、口の中でふわっととろけ、最後の一口まで臭みを感じさせないのが特徴です。

すっぽんはコラーゲン豊富なうえに、良質なたんぱく質やアミノ酸、ビタミンA、B1、B2、Eなどの栄養素が豊富に含まれていますので、夏バテや疲労回復にもおすすめです。

はも

法善寺 浅草

はも料理 イメージ

5月~9月の時期限定のはも料理は、淡路・徳島県産のはものみを使用し、皮は柔らかく、身はふっくらとしています。

お造りでは「はもおろし」「焼霜(やきしも)」、焼き物では特製のはもダレを使った「照焼」、わさびおろしで食べる「白焼」など、多種多様なはも料理があり、味はもちろんですが目で見ても楽しませてくれます。

先代たちの想いをのせた絶品ランチ

法善寺 浅草

ランチメニュー「夕霧」イメージ

旬の素材をふんだんに盛り込んだ花籠御膳「夕霧2,500円(税込)」は、法善寺浅草のお料理を全体的に楽しむことができるお得なランチメニューになっています。
(※ふぐのシーズンのお昼の営業ではランチメニューをしていません。ランチメニューの最新情報は公式サイトまたは、ぐるなびサイトに掲載されていますのでご確認ください。)

法善寺 浅草

4代目店主・辻さん

法善寺 浅草

常連の方が作ってくれたお店のロゴ

開業当時は、「大衆のふぐ料理屋」として “誰でも気軽に入れるお店づくり”をしていたそうです。
しかし、時代とともに天然ふぐの減少で値上がりしたことで、大阪のふぐ料理の相場が上がってしまったことから、大衆料理店だった浅草が高級料理店というイメージになっていきました。

しかし、2020(令和2)年に起きた新型コロナウイルス感染症の影響により、大きく時代が変わってきた今だからこそ、改めて初代店主が創業当時に大切にしていた”気軽に入れるお店づくり”をしていこうと始めたのがお昼の営業です。
新しい取り組みとしてチャレンジしたお昼の営業でしたが、ひとりで来られる方や若い方、昔来てくれていた常連の方など、幅広い層のお客さまが来てくれるようになったそうです。

「浅草のこだわりである『目利き、技術、出汁』は料理において大事な要素で、また料理人にとっても当たり前のことです。しかし、80年以上長く続けるなかで、当たり前のことを大事にし続けることの大切さを先代から学ばせていただいています。昔からの常連の方ももちろんですが、新しく浅草を知ったお客さまにとっても『また来たい』と思っていただけるように日々考えて営業し続けてきた、法善寺浅草の伝統をこれからも守っていきます」と、4代目店主・辻さんの強い想いを聞かせていただきました。

法善寺横丁の歴史が学べる展示コーナー

法善寺 浅草

展示コーナー

法善寺 浅草

喜劇役者・藤山寛美さんについての記事

法善寺・水掛不動尊の前にある法善寺浅草のショーケースには、法善寺横丁の歴史を伝える展示コーナーを設置しています。
「大阪・なんばを訪れる人に街の歴史を伝えたい」という想いからつくられたとのことで、不定期に展示内容が変わります。
もともとは料理を紹介するために使っていたショーケースだったこともあり、誰でも見る事ができますので、ぜひ楽しみながらチェックしてくださいね。

店舗詳細

店名/法善寺浅草
住所/大阪市中央区難波1-1-12
電話番号/06-6211-1649
営業時間
平日/12:00~14:30(※火、水、木のみ)
17:00~22:30
土日祝/12:00~22:00
※新型コロナウイルス感染症の影響から、営業日や営業時間が変更される場合があります。ご来店前に公式サイトまたはぐるなびサイトでご確認ください。
定休日/第3日曜日(年末年始を除く)
法善寺浅草公式サイト

アクセス

※最寄りから紹介しています

法善寺 浅草 アクセス

1、各なんば駅下車後、なんばウォークB12出口からでます。

法善寺 浅草 アクセス

2、すぐ左手にある戎橋筋(えびすばしすじ)商店街アーケードに入ります。

法善寺 浅草 アクセス

法善寺 浅草 アクセス

3、1分ほど歩くと右手にカラオケ館なんば戎橋本店が見えますので右折し、法善寺水掛不動尊表参道を直進します。

法善寺 浅草 アクセス

法善寺 浅草

4、突き当たりにある法善寺の看板の隣に「法善寺浅草」があります。

まとめ

大阪・なんばの観光スポット法善寺横丁の入り口にある「法善寺浅草」を紹介しました。
ふぐ料理屋として、地元の方はもちろん全国からも常連の方が訪れる人気店で、“人とのつながり”を大切にしてきた法善寺浅草の温かい人柄も感じられる魅力あるお店です。

ふぐの時期は、ふぐとすっぽんなどの名物料理が味わえる「季節の会食」を大切な方と楽しむのも良し、ランチメニューの時期には、花籠御膳の「夕霧」で法善寺浅草の味を気軽に味わうのも良し。

大阪・なんばで特別な日のお食事場所を探されている方から割烹料理店のランチを食べてみたい方まで充実した時間を味わえること間違いなしですので、ぜひ一度足を運んでくださいね。

法善寺 浅草

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