大阪・難波の商店街をぐるっとめぐる、まち歩きおすすめコース

大阪・難波観光の魅力である商店街をたっぷり歩いてみて回る方法をお伝えします。ここでは、ショッピングとグルメの2コースをご提案。なお、難波にある商店街の詳しい紹介をお知りになりたい方は最後をご覧ください。

目次

大阪・難波の商店街ショッピングコース

道頓堀川に架かる戎橋からスタートする約700メートルのまち歩きコース(図の赤色)。難波を2~3時間で回ってショッピングを満喫したい方におすすめのルートです。

難波の商店街まち歩きコース

南海なんば駅へと賑やかな通りを歩きながら、まさに「大阪・難波の商店街ショッピング」の魅力を体感できます。この時間でしっかりお買物をするのは難しいでしょうから、どこで何が買えるのかをまずは知ってください。

まずは戎橋の真ん中でグリコサインを見上げながら出発。正面にあるのが戎橋筋商店街。

戎橋筋商店街に入ると通り沿いには、ダウンビート・ランニングオニツカタイガーポップマートリーボックストア、シナモロールカフェ、サンリオをはじめとする関西のフラッグシップ店が並び、ハイレベルな商店街ショッピング気分を盛り上げてくれます。

シュークリームのヒロタや老舗の昆布店をぐら屋、和趣小物の丹青堂、大阪みやげを扱うなにわ名物いちびり庵など、伝統と新しさが共存します。お土産はぜひこちらで。

千日前通をわたり南へ進むと、カバン専門店ジャガーかばんが現れ、その先には豚まんの551蓬莱本館、さらに季節の天ぷらの彩りが美しい大寅かまぼこ、ふわふわチーズケーキのりくろーおじさんと難波の名店が続きます。

なんば広場の手前には、アイスキャンデーの北極、みたらし小餅で人気の千鳥屋宗家などお土産をお買い物しながらの難波の商店街観光の王道ルートです。途中、えびたん像で記念撮影を。縁起のよい商店街のシンボルキャラクターです。

なんば広場にはテーブルとイスが設置され、無料で休憩できるスペースが用意されています。「NAMBA」のモニュメントと南海ビルを背景に写真を撮れば、旅の思い出にもぴったり。

続いて、高島屋大阪店の正面入口から館内へ。高島屋となんばCITYは地下1階・1階でつながっており、行き来もスムーズです。南海なんば駅に向かう大階段の脇を抜けるとなんばCITYです。

なんばCITY本館はファッション・雑貨・グルメが充実しており、なんばCITY南館へ進むと気になる雑貨や趣味のお店が集積、高架下の飲食街を抜けると「なんばこめじるし」で地元の味も楽しめます。

最後は隣接する「なんばパークス」へ。2階のメインフロアから9階の屋上ガーデンまで、階段でのぼりながら植物に囲まれた散策を。

多様な樹木と季節の草花に彩られた“空中庭園”はショッピングの合間にリラックスできる癒しのスポットです。

このルートは、ゆっくり巡っても2〜3時間ほど。初めてなんばを訪れる方にも分かりやすく、観光と買い物の両方を楽しめる「難波 商店街 おすすめ」コースです。

大阪・難波の商店街ランチ~グルメコース

難波の商店街ランチやディナーを楽しみたい方には、南から北へと進む“食の路地裏”めぐりがおすすめです。(図の青のルート)

難波の商店街まち歩きコース

スタートはなんばパークス。ショッピングコースを終えて、パークスガーデンで一休みすれば夕方前。ここから夜の散策をスタートする設定です。

一度なんばCITY南館方面へ戻り、駅ビル下の道路・蔵前通りを東へ進むと「千日前道具屋筋」の入口に到着します。その一歩手前にある石畳の小路が「地蔵尊横丁」。

横丁に入ってお地蔵さんを見つければ、その前にある建物内の路地を進んでください。ぽっかりと道具屋筋に出ます。ここで後で買物するお店をチェック(道具屋筋は夕方に閉店するお店が多い)。

道具屋筋の暖簾のお店を右に曲がると、ウラなんばのメインの道路に出ます。ちとせやあじと場所を確認したら、定食のいわまで遅めのランチ。

道具屋筋に戻って北に進むと吉本興業の本拠地なんばグランド花月です。花月の前を通って四つ辻を左に曲がると「南海通り商店街」へとつながります。庶民的な食堂や居酒屋が軒を連ねます。さらに進むとなんば広場に出ますが、その手前の石畳の道が精華通りです。ここを北上して洋食の重亭を過ぎたら右に曲がります。

赤垣屋や重亭、自由軒といった老舗洋食店は、ランチにもディナーにも満足できる味のラインナップ。それらお店の前を通って難波センター街を東に進み、ビッグカメラの建物を回り込むように左に曲がると千日前通に出ます。

信号をわたると千日前商店街の瓦屋根風のアーケードが。ラウンドワンを左にみながら過ぎると法善寺の参道を示す石柱に出くわします。参道をしばらく進むとお堂に出てきます。お不動さんに水をかけて願いを込める“水掛不動”体験も人気です。

「法善寺」と書かれた山門を出ると、大阪プリントとよばれる浮世絵を収蔵する「上方浮世絵館」が目の前に。こちらが南地中筋商店街です。昭和の香り漂うアラビヤコーヒーや、芸人御用達の二色など、個性あふれる老舗が並びます。

まもなく戎橋筋商店街のアーケードと交差、ワンブロック北上してオニツカタイガーやポップマートの角が法善寺こいさん通り。たこ梅の蛸甘露煮やアルションの紅茶スイーツなど、“ちょっと寄り道したくなる”グルメが待っています。

こちらのお店をチェックしながら東に進むと法善寺横丁の入口の看板が見えてきます。

石畳の法善寺横丁を抜けると、昭和レトロな「喫茶アメリカン」や「美津の」などが現れ、最後はグルメの殿堂「道頓堀商店街」へ。出汁文化を象徴する名店「道頓堀 今井」はうどんや親子丼など、創業以来守り続ける味を求めて多くの人が訪れます。

このコースは、1本の道がまるで大阪の“食の歴史”をたどるような構成。地元の味から新しいトレンドまで、歩くたびに新しい発見がある「難波 商店街 おすすめ」の旅でした。

大阪・難波の商店街について

まち歩きコースで紹介した商店街のことを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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