大阪なんばの玄関口となる、戎橋筋商店街。
この地で170年以上、営業を続ける老舗の昆布店「大阪戎橋筋をぐら屋本店」があります。
このお店、現在でも昔ながらの製法で昆布の佃煮などを製造し、ご飯のお供にぴったりの商品を開発しています。
今回は新たに登場した「をぐら屋 こんぶご飯」から、昆布の魅力をお届けします。
新商品「をぐら屋 こんぶご飯」とは
新たに登場した「をぐら屋 こんぶご飯」は、こちらの代表商品でもある「冨貴昆布」を使用し、ショウガ風味に仕上げた“をぐら屋定番塩昆布”が楽しめるストックご飯。
お湯はもちろん、水でも簡単に作れるレトルトパウチで、なんと自慢の昆布は別袋仕立てで後から加える仕様になっています。
これによって昆布の味はもちろん、上品な香りもそのままに美味しく手軽に自慢の昆布ご飯が食べられます。
そしてこちら、5年の保存期間があり、ご自宅の食料ストックを兼ねて非常時のおいしい備えにもぴったり。
人気のアウトドアや時短調理にもぴったりのスグレモノ。
老舗昆布屋が手掛けているとあって、レトルトのご飯にもかかわらず、あらもうひと口……。なんていっちゃうくらいお箸が進みます。
天候不順で非常時の備えも必要な今日このごろ。
一度防災グッズを見直す時に、緊急時にもおいしい「こんぶご飯」をチェックしてくださいね。
作り方はとっても簡単でボリュームもありますよ。
これひとつでごはんがすすむ「ふりかけとろろ昆布」
精力的に新商品を開発する「大阪戎橋筋をぐら屋本店」のなかで、大人気商品が「ふりかけとろろ昆布」。
こちらは味付け乾燥させた刻みとろろで、おにぎりや豆腐、お好み焼きやカルパッチョにぴったり。
いろいろな料理に相性バツグンな万能アイテムなので、これは!? と思うものにふりかけて食べてみてくださいね。
辛味を加えた「ふりかけとろろ昆布 大辛」もあるので、辛党の方にはこちらをぜひおすすめします。
老舗だからこその技と知恵
創業170年を超える「大阪戎橋筋をぐら屋本店」。
ペリー提督率いる黒船が来航した嘉永元年(1848年)に創業した歴史のある昆布屋さんです。
もともとは、鬢(びん)づけ油を商う小倉屋を商号とする本家筋からのれん分けを許され、初代松原久右衛門が昆布店を創業したのが始まりと言われています。
そんな老舗だからこそ知る、昆布の扱いと知恵を学びましょう。
現在の「大阪戎橋筋をぐら屋本店」は昆布の加工品、佃煮などが主力アイテム。
こちらは、北海道産昆布のなかでも特に厳選された素材を用いて、いまなお直火釜で6時間炊き上げる製法を守り続けています。
昆布の地味深い味わいをぐっと引き立てるためには、これだけの手間ひまが必要なんです。
この加工品、「冨貴昆布」をはじめとして、しいたけやきくらげ、さんしょなどを加えた「山海昆布」など、種類豊富に展開しているんです。
さらに忘れてはいけない「扇翁(極上手がき太白おぼろこんぶ)」は、60年以上もの経験を誇る職人による手漉きによって作られています。
秋田と呼ばれる金属片を撫でるように滑らせ、手作業で絶妙な薄さのおぼろ昆布に仕上げているんです。
店舗情報
店名:大阪戎橋筋をぐら屋本店
住所:大阪市中央区難波1-6-12
電話番号:06-6211-0012
営業時間:9:30~21:00
定休日:1月1日
をぐら屋公式ホームページ
まとめ
老舗こんぶ店ならではの新商品が、緊急時や時間のない時にぴったりのレトルト商品というのは驚き。
そしてこれがおいしい! とくれば、家にはぜひ常備しておきたいアイテムです。
緊急時はもちろん、普段使いにもぴったりのアイテムに加え、ご飯をさらにおいしくしてくれる昆布の佃煮がずらりと揃っているので選ぶのも楽しい。
ネットショッピングはもちろん、店頭にも足を運んでほしいですね。
大阪在住。食べること、飲むことが好きなアラフォーライター。