【豚まん1日17万個】あの551蓬莱本店がリニューアルオープン!

名物CMの「あるとき〜」「ないとき〜」でお馴染み、豚まんといえば551蓬莱。
大阪市内はもとより、神戸や和歌山にも支店を構えるこちらの総本山が2021年9月にリニューアルオープンしました。
本店だけでしか味わえないメニューがパワーアップし、実演販売コーナーも見やすくなりました。
新たな装いとなったその魅力、お伝えします。

目次

今回のリニューアルポイント!

551蓬莱

実はあえて大きな変化をさせていないのが今回のリニューアル。
これまでの雰囲気を残しながら、ライブ感や作りたてを提供しているのがわかりやすくするようにしているのがポイント!
そのひとつが、なんといってもこの外観。

551蓬莱

窓ガラスを大きくし、実演コーナーがとってもみやすく設計されています
これまで見えづらかった、豚まんを包む繊細な指先の動きまで間近で見られるように!
上層階にあった厨房も実演コーナーの隣に設置され、調理中のライブ感が商店街にいながら感じられるのはすごいです。  

また、店頭の行列も名物のひとつ。このリニューアルにあたって、お客様が並びやすくなったのはもちろん、スタッフの方も移動がしやすく効率アップ。
ショーウィンドウもぐっとワイドになって見やすくなりました。 

続いて2〜3階のレストランフロアをご紹介します。

551蓬莱

まず、モダンで明るく、上質感も漂う設え。ステンドグラスの使い方も印象的ですね。
フロア全体が見通せてゆったりとした雰囲気は以前のまま。

551蓬莱

座席の構成はすべて2人掛けのテーブル席の組み合わせにすることによって、お一人からグループまで様々な人数でのご利用ニーズに対応しています。

551蓬莱

3階も基本は同じスタイルですが、レトロモダンなすりガラスの間仕切りを用いて半個室として利用できるようにもしています。

そもそも551蓬莱とは?

戎橋筋商店街内にある551蓬莱本店

豚まんでお馴染みの551蓬莱は、1945年創業。
なぜ551なのかというと、「蓬莱」の漢字が難しいので、たくさんの人たちにわかってもらいやすいように万国共通の数字がイイ。屋号を決める当日、電話番号の上に“ここがいちばん”と書いていたことから、“ここがいちばんを目指そう”という思いを込めて、当時の電話番号の末尾である551を引用されたそうです。

豚まんは、基本は出来立ての温かい商品を販売、各店舗で毎日手包み。

その数1日平均約17万個!
この豚まんを筆頭に、シューマイや甘酢団子、夏には欠かせないアイスキャンデーも販売しています。
テイクアウトで有名になっていますが、実は広東料理をベースにした中華料理レストランが始まりで、現在もなんばを中心に展開しているということはあまり知られていません。

店舗展開は関西が主体。その理由は、その日用いる素材のみを大阪市浪速区にあるセントラルキッチンから1日約4便で配送しているためだそう。

こだわりの生地

豚まんの生地は発酵するものなので、美味しい豚まんを常に作れるようにするには、各店に1日約4便、大阪市浪速区にあるセントラルキッチンから各店に材料を配送する必要があり、そうするにはセントラルキッチンから150分圏内でないとできないため、関西以外には常設店を出店しないというこだわりがあります。

近畿圏以外では、催事ならできたてを食べることができますよ。
催事情報はこちら。

これは小ネタですが、551蓬莱は知られざるレコードホルダー。
1分間に615グラムの玉ネギを早切りしたというギネス記録も持っています。
この事実、CMを口ずさめる関西人でも知っている人はほとんどいません。

そんな551蓬莱は、戎橋筋商店街にある本店をはじめ、近畿圏で50件以上。
関西の百貨店や駅中などにも店舗はあるので、お出かけの際にも気軽に購入できますよ。

気になる豚まんの中身

さて、そんな551蓬莱を有名にしたのが豚まん。
全国的には肉まんと呼称しますが、近畿圏だけは豚まんと呼称するのが多いですね。
その理由は関西では肉と言えば牛肉をさすことが多いことから、肉まんと言うてしまうと牛肉と思われるということで豚まんと呼んでいるそうです。
551蓬莱が豚まんという商品名で販売し、それが広まったからというのが理由のひとつだとも言われています。
スゴイ! 551蓬莱。

さてこの豚まん、中身のお肉は豚100%。台湾などの肉まんの中身は合い挽き、時には鶏肉も入っているそうで、さすがネーミング通りという感じ。

551蓬莱の豚まんは、豚肉に玉ねぎを加えますが、餡の中身はこれだけ。しゃきしゃきっとした食感とほんのりとした甘さが豚肉と相性抜群。
しかも味付けは塩、砂糖、醤油と超シンプル。なのに時々無性に食べたくなるから不思議です。

この秘密、実は皮にあるんです。
生地を2度発酵させた少し甘みを感じる皮は、砂糖が入っていることで、イーストの働きをよくしてふっくらさせる効果があります。
その甘みは餡のうま味を引き立たせる効果もあり、まさに一石二鳥なのです。

「この皮があるからこそ、餡のうまみが引き立つんだ!」と広報担当さんだけでなく、本店店長も力強く話してくれました。

あと、蒸したてが一番おいしいと思いきや、実は粗熱がとれて少し冷めかけが一番おいしいとも話してくれています。
蒸したては餡と皮の繊細な味が感じにくいため、冷め始めた頃がしっかり味わえるんだそうです。
アツアツを食べたい! ですが、少し待つのがイイんですね。

551蓬莱本店の限定メニュー

豚まんや甘酢だんごなども、もちろん食べてほしい定番グルメですが、せっかく本店に来たらここでしか買えない限定メニューがイイですよね。
ぜひ食べてほしい本店限定グルメをご紹介します。

叉焼(チャーシュー)まん

2個入り 400円

テレビでも取り上げられたことのある、知る人ぞ知る一品。
大きな角切り叉焼と特製タレがたまらなく美味しいです。

こちらは11時から販売ですので、購入時間に注意です。
また、数量限定品なので、どうしても食べたい方は早めの時間を狙っていきましょう。

あんまん

2個入り 320円

ふわふわとした生地のなかには、ふっくらとした小豆と黒ゴマの中華あんがぎっしりとつまっていて、食べ応え抜群!
こちらも数量限定商品ですので、早めに行くのがベストです。

実はランチもお得です

551蓬莱といえば、豚まんというイメージが強いですが、実は戎橋筋商店街内にある本店と、福島店、さらに四ツ橋なんば駅にほど近いパンチャンの3店舗のみレストランがあります。

また、新大阪や伊丹空港にはイートイン店、百貨店内にはサクッと食事ができるカウンター店があります。

551蓬莱 メニュー

新大阪や伊丹空港のイートイン店で人気の「551点心セット」が本店に初登場。
少し甘めの台湾ラーメンと、看板の551豚まんがセットになっているという、
551の定番を押さえられるメニューです。
また、これまでファンが多かった定食や定番メニュー、コース料理はそのままに、
本店限定のメニューを絶賛考案中だそうです。

1番人気は海鮮やきそば。こちらもリニューアルしてもしっかり残しています。
豚まんとのセットが人気です。

広東料理をベースにしているので、メニューはすべて本格派。
このほかにも油淋鶏や麻婆豆腐、牛バラ煮込みといったメニューもあり、その種類も豊富です。

お子様連れやご年配のお客様にもやさしい店内

階段で上がることができないお客様には、これまで通りお声がけいただければご案内いたします。

551蓬莱

551蓬莱

お子様連れのご家族が一緒に食事が楽しめるように、2人掛けのテーブルを組み合わせて配置できます。

店舗情報

店舗名/551蓬莱 本店
住所/大阪市中央区難波3-6-3
電話番号/06-6641-0551
営業時間/10:00〜21:00(レストランは11:00〜19:30LO)
定休日/第1・3火曜日
アクセス/なんばウォーク二番街B15出入口から南へすぐ、御堂筋・なんば駅11 or 20 19番出入口から東へ2分、堺筋線&千日前線・日本橋駅4番出入口から西へ8分
通販はこちら
551蓬莱公式サイト

まとめ

関西在住の人には馴染みのある551蓬莱。
新たに生まれ変わった本店は、これまで以上に便利に楽しんでご利用いただける工夫がたくさんありました!
実演販売はなにげなくみてしまうので、窓が大きくなったことは個人的にぐっときますね。
レストランもモダンで随所に配慮のあるデザイン。
ひとりでもふらりと立ち寄りやすくて魅力的です。
新しい情報が入り次第、またご紹介しますね。

関連記事:551蓬莱スタッフがこっそり教える、豚まんのおいしい食べ方をご紹介!

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