「大阪の台所」と呼ばれる黒門市場には、食いだおれのまちにふさわしく全国から厳選された食材が豊富に取りそろっています。
プロの料理人も通う活気ある市場で、大阪ならではのグルメを楽しみましょう。
この記事では、宿泊&日帰りの観光客の方はもちろん、大阪在住でも意外と黒門市場に訪れたことのない方が楽しめるおすすめのグルメや、アクセス方法など、黒門市場の楽しみ方を完全ガイドします。
黒門市場とは?
黒門市場は、食いだおれの街として有名な大阪を代表する生鮮食料品中心の市場です。大阪市中央区日本橋にあり、約580メートル続く市場に100以上の店舗が軒を連ねます。
そんな黒門市場では海鮮や果物、加工食品など手に入ることから、大阪の人々には「大阪の台所」と呼ばれており、地元の人はもちろん、プロの料理人が仕入れに来る市場でありながら、最近では国内外の観光客にも人気です。とりわけ年末のにぎわいはテレビなどでもよく放映されていて、ミナミの冬の風物詩にもなっています。
商店街内は、アーケードがあるので雨の日でも不自由なくお店を見て回ることできます。
黒門市場をどう歩く?
生鮮食品やスーパーでのお買い物など日常使いとしてはもちろん、観光で来られた方は食のまち・大阪を支え続けている黒門市場の食材が気軽に楽しめる食べ歩きもおすすめ。お店によっては、イートインスペースがあるので買ったものをその場ですぐに食べることができて、とても便利です。
ほとんどのお店は9時頃からオープンしますが、10時を過ぎるとだんだんと人が増えてくるので、ゆっくりと食べ歩きを楽しみたい方は、早めに来て朝ごはんがてら食べ歩くのがおすすめです。
また地元の方も、特に朝のうちに訪れてみると、全国展開している大型スーパーなどでは手に入らない変わったお刺身など、黒門市場ならではのグルメに出会えますよ。
見どころとおすすめグルメ
黒門市場には、例えばひとくちに鮮魚といっても「ふぐ」「うなぎ」「まぐろ」などそれぞれ専門店が多く、ミナミ周辺の飲食店の料理人御用達の上質な商品が並びます。食い倒れの街らしい観光客にぴったりな食べ歩きやイートイン、近隣にお住いの方やお勤めの方におすすめのテイクアウトグルメやお惣菜など、様々なお店がありますので、ここではほんの一部ですが黒門市場のおすすめグルメをご紹介します。
花の木(お好み焼き・たこ焼き)
大阪といえば、やはり粉もんグルメが定番。もちろん黒門市場にも、地元民に愛され続ける専門店があります。「花の木」では、ふわふわ生地のお好み焼きや外はカリっと中はとろりとしたたこ焼きなど、大阪のソウルフードが観光スポットにも関わらずリーズナブルな価格で気軽に食べられます。
食後のデザートにぴったりなかき氷は、創業100年を超える氷屋さんが経営されているので純氷を使用した雑味のないふわふわなかき氷が楽しめます
たこ焼きやおむすび、お弁当などのテイクアウトはもちろん、店内にはイートインスペースもあるので、ゆっくり腰を落ち着かせて食べたい方におすすめです。
黒門市場のマスコットキャラクター「もおん」ちゃんの焼き印が押された大判焼き(あずき・カスタード)は、もちもち生地のなかに中身がたっぷりつまっていて食べ応え抜群。近隣の方は手土産として、観光の方は食べ歩きにおすすめです。
商店街ならではの気さくな店主との会話も楽しみながら、地元で愛されるグルメを味わってみては。
店名/花の木
住所/大阪市中央区日本橋1-21-33
営業時間/9:00~18:00
(※現在は10:00~17:00)
定休日/日・祝
電話番号/06-6641-1069
黒門市場商店街公式ホームページ
みな美(ふぐ・鮮魚)
創業明治8年、テレビや新聞など各メディアにもよく取り上げられる、活けふぐの専門店。黒門市場のなかでも老舗です。
鍋や刺身、唐揚げやひれ酒など、骨も身も余すところなくいただける美味しいごちそうといえば「ふぐ」。大阪はふぐの消費量が全国1位と、古くからふぐ料理が愛されてきました。
店内のいけすにはふぐが泳いでいます。
九州は長崎産をメインに天然・養殖とらふぐをはじめ、夏には、鱧(はも)を取り扱っています。
スーパーで見かけるふぐが8~900グラムという重さに対して、みな美では1.2キロ~2キロ半ばまで育ったとらふぐしか取り揃えておらず、専門店ならではのこだわりぬいた逸品を味わうことができます。
店頭販売されているてっさ(ふぐ刺し)は、鮮度を保つため真空パックで封されています。店先のカウンターで購入した商品も食べられます。
寒くなる冬場に食べたいてっちり(ふぐ鍋)セットや、海水温が下がる冬がシーズンの白子、ふぐ雑炊スープやポン酢などオリジナル調味料も販売。
楽天市場やBASE SHOPなどECサイトでもお取り寄せ可能。そのほかお祝いごとや年末年始などの注文は、店頭やお電話・FAXなどでも承っているとのこと。
大阪といえば、たこ焼きやお好み焼き、うどんといった粉もん料理のイメージが強いかもしれませんが、「ふぐ」も大阪が誇る食文化のひとつですので、ぜひ「大阪の台所」でご賞味ください。
店名/みな美
住所/大阪市中央区日本橋2-3-20
営業時間/8:00 – 16:30
定休日/日 ・祝日
(10月~3月は無休)、正月(1~4日まで)
電話番号/06-6643-0373
みな美公式ホームページ
ニューダルニー(カレー)
黒門市場の老舗のカレー専門店「ニューダルニー」は、叔父であった先代が昭和22年(1947年)に中国・大蓮に疎開から帰国し、大阪・阿倍野に初めてカレー専門店「ダルニー」を開店したのが始まり。店名の「ダルニー」は、ロシア語で大蓮という意味なのだそう。
その後阿倍野の再開発などがあり「ダルニー」は閉店されていますが、先代のもとで修行された2代目(現在の店主)が、1964年に生鮮食品が集まる黒門市場の南に「ニューダルニー」をオープン。創業以来、日本人の味覚にあったどことなく昔懐かしいなにわのカレーの味を守り続けています。
店内はカウンター8席のみのアットホームな雰囲気です。気さくなご主人と奥様がお迎えしてくれます。
メニューは、お店の定番「ビーフカレー」、注文を受けてからフライヤーで揚げるサクサクのカツとエビフライが絶品「ポークカツカレー」「エビフライカレー」、だしの美味しさが際立つ「カレーうどん」の全4種類、こだわりのラインアップです。
牛スジ肉と野菜、和風だしそして独自のスパイスで手間暇かけてつくられたカレールーは、具材はほとんどなく、お肉が少し残る程度ですべてとろりとしたルーのなかに完全に溶け込んでいます。
お子様からお年寄りまで誰の口にも合うようにまろやかに仕上げられたカレーは、ほどよい辛さで一度食べたらまた食べたくなる逸品です。
また、手軽にお店のカレーが自宅で楽しめるとリピーターに大好評の「持ち帰り用カレールー(袋詰め)」は、あたためるだけでOKなのでお年寄りの方や一人暮らしにもおすすめ。全国発送(北海道を除く)も可能で、遠方のファンも多いのだとか。
長期保存が可能なレトルトパックもありますので、贈り物やお土産にもぴったりです。
伊勢屋本店(漬物・味噌)
数多くのお店がそろう黒門市場のなかでも、創業は明治30年と老舗のひとつである手前漬・おつけもの専門店。4代目の山本さんは、黒門市場商店街振興組合の理事長も務められています。
「手前漬」とは、手前勝手の手前からきたのだそうで、美味しい漬物つくりたいと、手前勝手に考え、ぬか床や食材を研究し尽くしたのだとか。研究熱心がこだわりの伊勢屋のお漬物は、創業当時から変わらぬ伝統製法で、機械化は行わず、いまも職人が手作業で手間暇を惜しまずつくられています。
ぬか床は天然の発酵剤で、良質の利尻昆布を使い、旨さとコクを引出します。シンプルなぬか漬をはじめ、季節ごとに旬の野菜を漬け込んだ浅漬は、素材本来が持つおいしさが引き立ち、例えば大阪の伝統野菜「泉州水ナス」や「千枚漬け」などそのおいしさに魅了されたファンも多数。
営業時間終了が近くなると、売り切れになる商品も出てくるので、お目当ての商品がある場合は早めに来店するのがベストです。
ヘルシー志向が高まるなか、健康食品として見直されているお漬物は、季節のおいしさをシンプルに味わえる日本の伝統食です。せっかくいただくなら食のまち・大阪で愛され続ける本物のお漬物を、ご自宅の食卓のおともとして、またお土産や贈り物として、楽しんでみてはいかがでしょうか。
三都屋(和菓子)
戦後すぐの昭和23年(1948年)に、黒門市場で創業。餅や和菓子を製造・販売するこちらも老舗のお店です。創業当時は餅屋だったそうですが、発展とともに餅以外にも、おかきの計り売りや和菓子の製造・販売を手がけるようになったそうです。
おはぎや大福など定番はもちろん、夏はわらび餅や水ようかん、くずまんじゅう、冬とくに年末には国産もち米を使用した七色ねこ餅が人気です。お客様からの意見を取り入れながら、日々改良や新商品の開発に余念がなく、季節限定商品を含めると100種類近いバリエーションがあり、常連さんが多いのも納得の魅力あるラインアップです。
七色ねこ餅は、つきたての餅を棒状にまとめて整えたもの。四方の角に丸みがあるため、その見た目が丸まったねこの背中に見えることからその名がついたといわれています。国内産のもち米、そのほか種類ごとに厳選した素材を活かしたねこ餅は、焼いても良し、煮くずれしにくいので煮込み料理にもぴったり。全国から注文が来る人気商品です。
なかでも特に人気があるのは、黒豆と海老。
蒸した丹波黒大豆がこれでもかというほどたっぷりと入った黒豆餅は、焼くとほくほくとした食感と香ばしさがしっかりと感じられる贅沢な逸品です。
炙った無着色の桜エビがたっぷりと餅のなかに入った海老餅は、香ばしい風味をひき立ち焼いていただいても、お鍋に入れても最高です。
ほか店頭には、お土産にぴったりな黒門市場のシンボル的存在の提灯の焼き印が押された焼き菓子も販売されています。みたらし団子の販売もされているので、できたてあつあつを楽しみながらの散策もおすすめですよ。
丸栄商店(鮮魚)
戦後まもなく創業の丸栄商店は、大阪の台所と称される黒門市場で半世紀以上つづく、老舗の鮮魚店。鮮度にこだわり、たしかな目利きで取り揃える旬の鮮魚と旬の魚や、厳選素材を使用した手間ひま惜しまずつくられた自家製の味噌漬けなど並びます。
お造りは天然ものをメインに1パック400円~とリーズナブルな価格で、豊富な種類を取り揃えています。なかには、大型スーパーでは手に入らない変わったお刺身に出会えることも。
旬の鮮魚は、料理しやすいように、また食べやすいように希望にあわせて調理してくれます。例えば、お魚の骨が不安なご年配の方やお子さんにも美味しく食べていただけるように魚の骨を除いた切り身なども対応可能。秋冬シーズンは新鮮で美味しいふぐやカニなども人気です。
夕飯のおかずに新鮮さが自慢のお造りを購入するもよし、観光の方はその場で食べることもできますので、舌の肥えた人々が集う黒門市場だからこそ楽しめる食材に舌鼓を打ってみては。
近藤商店(お惣菜)
戦前から黒門市場に店舗を構え、現在3代目がのれんを守る老舗のお惣菜店。
季節の食材を使った、家庭的な手作り惣菜とお弁当は、関西風のあっさりとした家庭的な味付けで、毎日食べても飽きないと大評判。昔からのお客さんやご近所の主婦を大切にされてきたので常連客の方が多く、地元に密着したアットホームなお店です。
お惣菜の種類は、季節や時間帯によっても異なりますが、常時30種類と迷うほどの品揃えを誇り、そのうえボリューム満点でリーズナブルな価格でお財布にも優しいのが嬉しいポイント。
煮物、和え物、揚げ物、各種サラダ、煮豆、佃煮など、バラエティに富んだラインアップのなかでもオムレツやさばのみそ煮は特に人気が高いとのこと。忙しいお昼時に嬉しい日替わりのお弁当は、手作りお惣菜とほかほかご飯が食欲をそそります。
ひとり暮らしでなかなか揚げ物や煮物など自炊するのが難しい方、子育てや仕事が忙しい方、また近隣でお勤めの方におすすめです。
店名/近藤食品
住所/大阪市中央区日本橋2-12-23
営業時間/8:00 – 17:00
(現在は7:00〜16:00)
定休日/日・祝日
電話番号/06-6633-2571
公式ホームページ
【番外編 いいだこ串】
旅先の思い出として撮影した写真をSNSにアップされる方も多いですが、黒門市場の各店舗で販売されている「いいだこ串」はフォトジェニックな一品です。頭にうずらの卵が入っていて甘辛い味付けのいいだこは、何個でも食べたくなるやみつきになる味わい。
黒門市場を象徴する大きな提灯や、商店街のアーケードに掲出されているえびやかにといった7つの魚介類をモチーフにした巨大モニュメントを背景に、記念撮影するのが◎です。
黒門市場の味がテイクアウト&出前配達で食べられる
黒門市場では、昨今の社会情勢を鑑みてテイクアウトや出前配達も充実しています。
お弁当やお惣菜はもちろん、精肉や魚の味噌漬けや青果など食材も出前配達・宅急便でお取り寄せが可能です。対応している店舗については、公式ホームページからご確認ください。
なかなか気軽に外出や外食ができないなか、お家でこだわりの味が楽しめるサービスですので、ご活用ください。
黒門市場の歴史
江戸時代、徳川幕府の直轄領だった大阪は「天下の台所」と呼ばれるように、各藩の蔵屋敷が建ち並び米や特産品が集まる経済・金融の中心地として栄えていました。道頓堀一帯は、歌舞伎、義太夫、見世物などの小屋や、それに伴う芝居茶屋や飲食店でひしめきあう賑やかな繁華街でした。そんな道頓堀に隣接し、近隣からの農産物や堺から運ばれてきたなぐれもの(=売れ残り)の鮮魚が、日本橋と千日前の間で立ち売りされていたのが、黒門市場の始まりであろうと考えられています。
江戸時代後期の歌舞伎作者、随筆家の浜松歌国(1776~1827)が書いた、当時の大阪の風俗考証「摂陽奇観」の第六巻には「文政5、6年の頃より毎朝魚商人此辺に多く集まりて売買なし又午後二は諸方のなぐれ魚持寄りて日本橋にて売りさばく事南陽の繁昌なるにや」と、当時の日本橋界隈の活況ぶりが残されています。
明治35年(1902年)に正式に公認市場として認可されると、日本橋筋沿いで立ち売りをしていた商人たちが黒門筋へ移動し、お店を構えて卸売市場として営業をはじめました。
当時は「黒門市場」ではなく「圓明寺市場」と呼ばれていたそうです。これは明治の末期まで堺筋に面した日本橋2丁目に「圓明寺」というお寺があったことから呼ばれていたそうで、圓明寺は明治の末期にあった「南の大火」と呼ばれる火災により焼失、移転を余儀なくされましたが、その圓明寺にあった黒い山門が、今日の黒門市場という名称の由来なのだとか。
南の大火のあと、第二次世界大戦の末期である昭和20年(1945年)3月の空襲により、なんば界隈は焼け野原になり、黒門市場は2度も焼失を経験しましたが、戦後まもなく商人たちが戻り尽力した結果、いち早く復興を遂げました。
戦後はミナミのまちの発展とともに、プロの料理人たちが集う大阪の台所として、活気づきました。バブル崩壊で大打撃を受けましたが、その後、先んじて訪日客を相手にした観光スタイルに目を向けたことが功を奏し、活気のある市場として現在も親しまれています。
時代に沿った新しい取り組み
黒門市場は大阪を代表する観光スポットとして、とくに訪日客観光客を中心に圧倒的な人気を集めてきました。その背景には、円安やビザの規制緩和、また関西国際空港へのLCCの就航、また、バラエティ豊かな上質で新鮮な生鮮食品を安心してその場で味わえるというSNSでの口コミの効果もあり、ピーク時には約9割が訪日客という時もあったそうです。
しかし、あまりにも人気を博してしまい、既存の日本人客が混雑のためにゆっくり買い物ができず遠ざかってしまうというジレンマも。
黒門市場は7つの町会(北門会・長楽会・末広会・親栄会・日二会・黒門会・南黒門会)で構成されています。これまで商店街の発展に尽力してきた先人たちの努力とその想いを受け継ぎながら、それぞれの町会にお店を構える店主が理事や青年部として、時代の変化に沿って新しい取り組みを企画しています。
数年前からは、黒門市場の魅力をもっと知ってもらおうと、黒門市場の理事長を務める伊勢屋4代目の山本さんや組合の人がガイド役となった日本人観光客向けの無料ガイドツアーを開催。店や商品の紹介はせずに、黒門市場の歴史や、各店の店主やスタッフにスポット当て、冗談を交えながら楽しく市場の裏側を紹介されているのだとか。およそ1時間の商店街界隈をめぐるツアーは面白いと大好評で、今やすっかり定番になった食べ歩きもはじまりはこのツアーで提供していた試食からヒントを得たのだそう。
現在の世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、訪日客が減った現在原点回帰として、地元のお客様への還元事業として「スタンプポイント」や、メディアにも取り上げられ大盛況だった「ワンコイン市」といったイベントを感染症対策を講じながら積極的に実施しています。
意外と大阪に住んでいると「いつでも行けるので立ち寄るきっかけがない」という方も多いかもしれませんが、大阪メトロなんば駅から徒歩10分、日本橋駅からは歩いてすぐという好立地にありますので、イベントきっかけに遊びに訪れてみてはいかがでしょうか。
イベント情報は公式ホームページの楽しくわかりやすいブログで発信されています。
黒門市場で気をつけたいこと
日曜定休の店も多いので、平日または土曜日に行くのがおすすめです。
写真撮影を禁止しているお店もあるので、店頭で撮影する前にお店の方に確認しましょう。
もし迷子になったら?
インフォメーションセンターに行きましょう。
パンフレットや地図なども設置されていて休憩スペースもあります。
午後からは品切れになる商品もあるので午前中に行くのがおすすめです。
食べ歩きの際にウエットティッシュを持っていると便利です。
ごみ箱も設置されていますので、マナーを守ってゴミはゴミ箱へ入れましょう。
店舗前で立ち止まって食べないこと、人通りが多い日は鞄などご注意ください。
インフォメーションセンター
パンフレットや荷物預かりサービス、両替機なども設置されています。
無料休憩所にはFree Wi-Fiやお手洗い、イートインスペースもあります。
お手洗いは2か所あり、ひとつはインフォメーションセンターの2階にあります。こちらはおむつ交換台もあり広々としています。
もうひとつは、「かに」のオブジェのある通りに案内が出ています。こちらは男女兼用です。
施設情報
施設名/黒門市場商店街(黒門市場商店街振興組合)
住所/大阪市中央区日本橋2丁目4番1号
TEL/06-6631-0007
FAX/06-6643-6464
黒門市場商店街 公式ホームページ
アクセス
電車利用の場合
大阪メトロ(地下鉄)
千日前線、堺筋線「日本橋駅」5、10番出口すぐ
近鉄線「日本橋駅」5、10番出口すぐ
5番出口の階段を上がったところです。
ここからも黒門市場の入り口が見えますが、真っ直ぐ進み、信号まで来ると入り口が見えます。
車利用の場合
提携駐車場
タイムズ日本橋駅前 32台収容
※黒門市場の一部店舗でお買い物をすると、発行券を提示された方に限り、ご利用金額に応じて駐車場無料サービスが受けられます。
(例:2000円以上のお買い物で駐車場100円無料)
難波から徒歩の場合
今回は高島屋大阪店からスタートします。
高島屋の正面前横断歩道を渡り、南海通りをまっすぐに進みます。
すると味園ビルが見えて来ました。そのまままっすぐに進みます。
入り口が見えます。
まとめ
黒門市場は大阪を代表する観光スポットとして、訪日客や国内の観光客に人気があり、観光地としてのイメージが強いですが、長年地元の料理店やお客さんに寄り添ってきた地域密着型のアットホームなお店が多く、大阪の方やなんばエリアにお勤めの方にとってはこだわりの生鮮食品やお惣菜などがリーズナブルな価格で楽しめるので、ぜひ日常使いしていただきたい商店街です。
また、人情味ある温かな商店街の店主との交流は、ただ物を購入するだけではなく、美味しい食材を見極めるポイントやお料理のコツなどコミュニケーションを通して、得られる情報や思い出がたくさんありますよ。
カップルでぶらぶらする場合は朝ごはんを市場で食べて長い1日デートを楽しんでみてはいかがでしょうか。
子連れの方は、インフォメーションセンターのトイレにおむつ交換台もあるので休憩しながら食べ歩き、また今夜のおかずを探してもいいかもしれません。
旅行で大阪を観光される方は、黒門市場で新鮮で美味しいグルメを味わってから街に出るのもいいですね。駅からも近く、アクセスもいい黒門市場で食の街・大阪を満喫しましょう!
大阪なんばの最新情報やお役立ち&おすすめ情報をお届けします。