大阪府が新型コロナウイルス感染症対策で実施している自粛要請を解除するための独自基準「大阪モデル」の警戒基準の到達レベルを示す大阪府内の観光名所ライトアップの取り組みに、なんばの企業・商業施設も賛同し、新型コロナウイルス感染症の感染状況をわかりやすく周知する協力の輪が広がっています。
「大阪モデル」達成状況を示すライトアップ
ライトアップは、陽性率など3つの条件のいずれかを達成できなかった場合は、赤色。
すべての条件をクリアした場合は黄色。
7日間連続ですべての条件をクリアした場合は緑色で示されます。
次に「大阪モデル」の取り組みに協力している企業・商業施設をご紹介します。
戎橋筋(えびすばしすじ)商店街
なんばマルイの正面入り口横に設置されている、戎橋筋商店街のマスコットキャラクター「えびたん」像横と商店街南北アーケード入口に、大阪モデルに基づく達成状況を示すのぼり旗が、5/16(土)から掲出されます。
のぼり旗には「気ぃ緩めんといこう!(緑)」「負けてられへん!(黄)」「ふんばりまっせ!(赤)」という大阪らしいメッセージが書かれています。
商店街ではこれまでも、通勤や近隣にお住いの方に向けた生活に必要な買い物や飲食などの提供のため営業継続している店舗の日々の営業状況の情報の発信や、晴天時にアーケードの屋根を一部開閉して風通しを高める取り組み、アーケードバナーをつかって手洗いやソーシャルディスタンスの呼びかけなど、感染拡大防止の対策に努めてきました。
【戎橋筋商店街】新型コロナウイルスの影響による各店舗営業状況まとめ
段階的な制限解除の後は、感染症対策の商店街独自のガイドラインを作成するとともに、店舗の営業再開の情報をお届けしていきます。
南海ビル(北側壁面)
南海電鉄では、5/16(土)よりなんばエリアの玄関として親しまれている南海ビルの北側壁面が「大阪モデル」に基づく達成状況レベルにあわせてライトアップされます。
「旧堺燈台」など、大阪府内各地で広がっているライトアップの取り組みに賛同して、なんば駅前の広場化に取り組む地元協議会や光のまちづくり委員会と協力して、国の登録有形文化財の南海ビルがライトアップされます。
ターミナルビルである南海ビルの大きな壁面がライトアップされることで、通勤利用の方など多くの人に周知できますね。
実施期間/2020年5月16日(土)~当面の間
点灯時間/18:30~24:00
実施主体
主催/南海電気鉄道株式会社
共催/ミナミまち育てネットワーク
後援/なんば安心安全にぎわいのまちづくり協議会
まとめ
すでに「大阪モデル」の達成状況を示すライトアップをしている通天閣や太陽の塔などの観光名所は、テレビを通してライトアップされた色を確認することが多かったですが、こうして身近なところで実際に確認できると、一丸となってがんばろうという思いがより湧いてきますね。
一日でも早く事態が収束することを願うばかりです。
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