大阪ミナミエリアの顔として名高かった大阪新歌舞伎座の跡地に建設され、新歌舞伎座の意匠を継承した外観が特徴的な、ホテルロイヤルクラシック大阪。世界を代表する建築家、隈研吾氏が設計した建築と100点以上のアート作品が融合した、これまでにない新しい「HOTEL&MUSEUM」として、大きな話題を呼んでいます。

今回は、そんなホテルロイヤルクラシック大阪の魅力についてご紹介していきます。

ホテルロイヤルクラシック大阪について

長年、なんばのアイコンであり続けた村野藤吾氏の名作である、大阪新歌舞伎座。
歴史的にも重要でかつ地域の文化拠点であった新歌舞伎座の伝統的な意匠は残しつつ、なんばの新しい文化を発信する革新的な要素も組み入れた、これまでにない「時を、つなぐ」をコンセプトに建築されました。

館内は、日本が誇る現代建築家・隅研吾氏の洗練されたデザインと草間彌生氏をはじめ、国内外を代表する現代美術家のアート作品が見事にマリアージュした空間になっています。
また、ホテル全体が美術館のように鑑賞できる環境になっており、「ホテルで過ごす時間がプレシャスでプライスレスなものになってほしい」というホテルの願いが肌で感じられます。他のホテルにはない、唯一無二の独自性を体現されています。

復元された新歌舞伎座の外観

ホテルロイヤルクラシックの外観は、建築史の礎を築いた建築家・村野藤吾氏がデザインした唐破風(からはふ)の華麗な佇まいを残しつつ、ホテルロイヤルクラシックの設計を担当した世界的建築家・隈研吾氏によるアルミフィンを複数枚重ねた繊細でダイナミックなデザインが融合した、時代の流れや趣を感じられる造りになっています。

唐破風(からはふ)とは?

曲線を連ねた形状の破風板を、屋根に付けたもの

ホテルロイヤルクラシック大阪
村野藤吾(1891~1984)
佐賀県出身。昭和の建築史の礎を築いた日本建築界の巨匠で、大阪を拠点に活動。手がけた建築のなかには戦後の建築としては初めて重要文化財にも登録された広島県の広島世界記念聖堂をはじめ、旧赤坂離宮や大阪だと関西大学の学舎、今はもう現存していませんがそごう大阪店などがあります。新歌舞伎座は1958年に完成。
隈研吾(1954~)
1954年生。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受賞。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。国立競技場や根津美術館等も国内を代表する建築物の設計を数多く手掛ける。

参考ページ/隈研吾建築都市設計事務所

まるで美術館のような館内

ホテルロイヤルクラシック大阪の大きな特徴は、ホテルでもありミュージアムでもあるところです。
フロントやエレベーターホール、ホワイエ、廊下などのパブリックスペースや客室など館内の至るところにアートが散りばめられており、100点を超す現代美術作品を展示されています。
宿泊に来るお客様だけでなく、純粋にアートを楽しみに来られるお客様も多数いらっしゃるとのこと。

こちらは、レストランユラユラにあるうさぎのオブジェ。一見単なるうさぎのオブジェに見えますが、近寄って見てみると…

ホテルロイヤルクラシック大阪 ホテルロイヤルクラシック大阪

キリンの模様が隠れている遊び心満載の作品になっています。

デイル・チフーリ ガラス作品 デイルチフーリ ガラス作品

こちらはエントランスにあるデイル・チフーリ氏によるガラスを使用した作品。細かなガラスの部品が連なって出来上がっています。作品の最終調整は、ホテルロイヤルクラシック内で行われたほど、緻密で絶妙なバランスで出来上がっています。

元永定正「べーじゅかたちといつつのかたち」

こちらは11階のエレベーターホールにある、元永定正氏による作品「べーじゅかたちといつつのかたち」。かなり間近でアートを体感することができます。

船越桂「冬の先触れ」 船越桂「冬の先触れ」

こちらは、船越桂氏による作品、「冬の先触れ」。どのアングルから見ても目線が逸れないという不思議な感覚に陥る作品です。

ゆったり広々とした150室の客室

客室は12階~19階まで、全150室あります。スイートルーム9室、ツイン111室(プレミアムツイン30室、スタンダードツイン81室)、ダブル30室(プレミアムダブル6室、スタンダードダブル24室)で構成されています。

こちらはスタンダードルームの客室です。ベッドは全室シモンズ製。翌日に疲れを残さないよう最大限の配慮がなされています。

ホテルロイヤルクラシック大阪 ホテルロイヤルクラシック大阪

最新の加湿器も設置されています。

ホテルロイヤルクラシック大阪

部屋の換気ができるよう少しだけベランダの扉が開く設計になっています。

ホテルロイヤルクラシック大阪

圧縮袋も完備されています。多少荷物がかさばっても大丈夫なように、お客様に対する繊細な心配りが垣間見えます。

ホテルロイヤルクラシック大阪 ホテルロイヤルクラシック大阪

トイレ・バスルームはゆったり広々とした空間です。ホテルには珍しくバスタブがあります。お湯にゆっくり浸かって旅の疲れが癒せるのが嬉しいですね。

PAÑPURI(パンピューリ)

アメニティは、タイが誇るラグジュアリーコスメブランド「PAÑPURI(パンピューリ)」を採用されています。

こちらはスイートルーム。ゆったりと会議できるスペースや広々としたテーブルはスイートルームならでは。

ホテルロイヤルクラシック大阪客室 ホテルロイヤルクラシック大阪客室

キッチンカウンターやコーヒーメーカーもあり、至れり尽くせりの空間です。

ホテルロイヤルクラシック大阪客室 ホテルロイヤルクラシック大阪客室

バスルームはジャグジーが完備されています。贅沢なバスタイムが堪能できます。

ホテルロイヤルクラシック大阪 ホテルロイヤルクラシック大阪

アメニティは世界各国の高級リゾートやスパで使用されているTHANN製。細部にも最高級のサービスを提供されています。

THANN

こちらはウォークインクローゼット。収納に一切のストレスがなく、ゆったり広々としています。

ホテルロイヤルクラシック大阪

バスルームにもトイレがありますが、別室でトイレも完備されています。

ホテルロイヤルクラシック大阪

新歌舞伎座の意匠、隅研吾氏のデザインが随所に感じられるレストラン・カフェ

ユラユラ

ビュッフェスタイルでランチ&ディナーが楽しめるレストランです。
広々とした開放感のあるスペースで食事が楽しめます。

ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン

少し奥の位置にある1階のエントランスが透けて見える席は、まるで宙に浮いているような感覚。より開放感が感じられる特別な空間です。

個室も3室(6名×2、12名×1)あり、12名掛けのテーブルの個室は、草間彌生氏の絵画も展示されています。

ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン

シーズンごとにフェアを開催し、旬の食材が堪能できるメニューになっています。
デザートやカフェも豊富に用意されており、食事を楽しんだ後もゆっくりティータイムが満喫できます。

ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン

こちらは、いちごのチョコレートファウンテン。季節ごとにメニューを変えてお客様が飽きないよう工夫されています。
また、なんばという土地柄、料金はリーズナブルに、何度でも足を運びやすい価格設定になっているのも嬉しいポイントです。

コアガリ

ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン

こちらは、御堂筋側の景色を眺めながらティータイムが楽しめるカフェラウンジです。

ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン ホテルロイヤルクラシック大阪レストラン

ゆったりと座れるソファー席、御堂筋側の景色を堪能できる2名席、小さなお子様と一緒に座ることができる広めのソファー席があります。

ホテルロイヤルクラシック大阪スイーツ

スイーツにもこだわりがあり、キラキラと輝くショーケースの中には、女性の心を鷲掴みにするスイーツが上品に並べられています。

ホテルロイヤルクラシック大阪スイーツ

こちらはコアガリおすすめのメニューのひとつ、コーヒーゼリー。コーヒーセリーのほろ苦さとパンナコッタの上品な甘さが絶妙にマッチしており、心ほぐれる至福の一品です。

旧歌舞伎座 装飾 旧歌舞伎座 装飾

また、カフェラウンジ内には旧歌舞伎座の一部が展示されており、歌舞伎座の意匠を間近で感じながらゆったりとティータイムを過ごすことができます。

最上階20階、なんばの景色を一望できるバーラウンジ

雲雲

最上階の20階にはバーラウンジがあり、ハイバックのソファシートからなんばの景色を一望できます。夜はなんばのきらびやかな夜景が堪能できるので、ロマンチックで大人なデートを演出したい方におすすめのスポットです。

ホテルロイヤルクラシック大阪 ホテルロイヤルクラシック大阪

自然光が降り注ぐ木造のチャペル

ホテルロイヤルクラシック大阪 チャペル ホテルロイヤルクラシック大阪 チャペル

ホテルロイヤルクラシック大阪には、2つのチャペルがあります。
中でも6階にあるチャペル、永遠~TOWA~は、木造ベースのチャペルに自然光が降り注ぎ、ハレの日を迎える2人を優しく包み込む空間になっています。

ホテルロイヤルクラシック大阪 チャペル

天井は丸みを帯びた優しいラインで、チャペル全体に暖かさと柔らかさをプラスしています。

ホテルロイヤルクラシック大阪 チャペル

ステンドグラスは和紙が織り込まれたような風合いのデザインになっており、柔らかな光が差し込まれるような設計になっています。

ニコライ・バーグマン

チャペルの外にはニコライ・バーグマン氏のフラワーアートの作品があり、ここで新郎新婦の写真撮影も行うそうです。

ジャン=ミシェル・オトニエル

チャペルの外の入り口にある壁には滝が流れ、ジャン=ミシェル・オトニエル氏のハートのモニュメントが飾られています。

アレナ・マチェイカ

アレナ・マチェイカ氏作の天使のモニュメントもあり、チャペルの外にもアートが散りばめられています。

施設詳細

施設名/ホテルロイヤルクラシック大阪
住所/大阪市中央区難波4-3-3
電話番号/06-6633-0030(代)
アクセス/
【地下鉄】大阪メトロ各線「なんば駅」12番出口すぐ
【私鉄】南海「なんば駅」から徒歩約4分 / 近鉄・阪神「難波駅」から徒歩約3分
【JR】JR「難波駅」から「なんばウォーク(地下街)」経由で約10分

公式ホームページ

まとめ

ホテルロイヤルクラシック大阪の魅力についてお伝えしてきました。
印象的なのは、やはり館内の至るところに散りばめられたアート作品。

純粋にアートだけを楽しみに来ても損はないくらい、国内外の著名な作品が展示されています。
また、館内に展示されているアート作品の数の多さにも驚きますが、作品との距離の近さにも驚きます。
数千万、数億規模の作品が手を伸ばせば触れられるほど間近な距離にあり、よりリアルに作品のエネルギーを感じられます。

まさにホテル&ミュージアムというコンセプトどおり、ホテルとアート、そして隈研吾氏のデザインが三位一体となって、唯一無二のこれまでにないホテルが体現されています。

この記事を見て、リアルにそのスゴさを体感してみたいと、ホテルロイヤルクラシック大阪に足を運ぶきっかけになれば幸いです。