セミの大合唱から鈴虫の音色に。秋ですね。

レトロ空間で心地よい音楽を楽しめる「レコード喫茶Graffiti」

日常から離れて、時間を気にせずゆったり過ごしたいと思うことはありませんか?

そんな時におすすめしたいのが「レコード喫茶Graffiti(グラフィティ)」です。

今ではスマホで手軽に聴ける音楽を、あえて手間をかけてレコードで楽しむ 。そんなユニークな喫茶店のこだわりや楽しみ方をご紹介しています。ぜひカフェ探しの参考にしてください。

※2021年9月3日(金)から9月末まで一時休業となります。

10月に営業再開を予定しておりますが詳細は決まり次第、公式SNS等でご案内します。

公式Instagram

目次

「レコード喫茶Graffiti」について

レコード喫茶Graffiti 外観入口
小さなドアから入ります

2015年の春、なんばのカフェストリートにオープン。「レコード音楽のあった昭和の喫茶店」をコンセプトに昔ながらの古き良き世界観を再現しつつ、現代にも通用する「心地の良い喫茶店」を目指しています。

営業日は金・土・日・祝日のみですが、常連客やリピーターの方も多い人気店です。

オープン当初は、青春時代のレコードを懐かしむ世代が多かったものの、最近では若い方が増えてきて、客層の比率が逆転しました。

カフェストリートとは

レコード喫茶Graffiti カフェストリート1

古くからこの通りには喫茶店が立ち並び、向かいには南街会館という映画館がありましたが、2006年になんばマルイとTOHOシネマズなんばが入居するビルに建て替わることに。その時、周辺の11店舗でかつてのにぎわいを取り戻すために話し合い、すっかり寂れていた通りのリニューアルが決定。 電線を地下に埋めて電柱を無くし、傷んだアスファルトの路面を石畳に変え、入り口にはゲートを取り付ける大幅な改修が行われ「カフェストリート」が誕生しました。

レコード喫茶Graffiti カフェストリート2

「レコード喫茶Graffiti」の楽しみ方

レコード喫茶Graffiti 内観1

毎月レコードを仕入れており、現在では洋楽邦楽合わせて6,000枚、曲数はなんと3万曲を超えています。懐かしの名盤から、人気アーティストの最新曲まで新旧織り交ぜたラインナップです。

最近では宇多田ヒカル、KingGnuなどの人気アーティストもデジタル配信やCDの発売とあわせてレコードを出すこともあり、再びレコードの良さが注目されています。

昭和レトロな内装にも注目

店内の壁にはレコードのジャケットがずらりと飾られています。

試聴が手軽に出来なかった時代には、ジャケットデザインで選び購入する「ジャケ買い」をする人も多かったようですが、名盤と語り継がれるレコードには楽曲の良さはいうまでもなく、デザインも含めて斬新であり洗練された作品が多いです。ぜひアートを鑑賞するように素敵なデザインを探してみてください。

レコード喫茶Graffiti 内観2

スピーカーはドイツの老舗メーカー、Avantgarde(アバンギャルド)社を使用。

レコード喫茶Graffiti 内観3

ソファやイスの色はスピーカーにあわせていて、鮮やかな赤が目を引きアクセントになっています。

レコード喫茶Graffiti 内観4

以前は対面で配置していたイスは感染対策もあって片側のみになっていますが、映画館のシートのように正面から音や映像とじっくり向き合えるので以外にも好評なのだとか。

リクエスト方法と料金

1曲200円でリクエストができます。方法はシンプルでファイルにはさんであるリストから曲を選び、専用の用紙に記入するだけ。

一昔前のカラオケで使用していた曲目リストのようです。

レコード喫茶Graffiti リスト

今ではタッチパネルに歌手名や曲名を入れたらすぐに検索できますが、ワクワクしながらページをめくって、ジャンルや年代も充実したラインナップをじっくり眺めるのも良いですね。

混雑時はリクエストしても何十分待ちになるのですが、他の方がリクエストした曲を口ずさんだり、曲にまつわる懐かしのエピソードで盛り上がったりと各テーブルでさまざまな反応があります。待ち時間すらもゆったりと楽しめるのが魅力のひとつです。

「お得にたくさんレコードを聴きたい!」というお客様の要望に答え、会員制度をご用意。お気に入りのレコードを持ち込んで、店内でかけてもらえる会員特典はレコード愛好家の方や、好きなアーティストのレコードを買ってみたけど家にプレーヤーが無いという方にも喜ばれています。

会員には2種類のプランがあり、無料のレギュラー会員は1曲150円でレコードのリクエストと持ち込みが可能(持ち込みは入会後3ヶ月限定)で、イベントの優待も受けられます。

有料のプレミアム会員になると1曲100円でリクエストと持ち込みができ、さらに誕生日プレセントなど嬉しい特典も。(入会費・年会費がかかります。)

詳しくはこちら

レトロ可愛いカフェメニュー

最近はレトロブームの影響もあってクリームソーダが大人気です。

レコード喫茶Graffiti クリームソーダ

鮮やかなメロンソーダは程よい甘さと炭酸の強さで爽やかなのどごし。バニラアイスが溶けてくるとクリーミーでまた違った味が楽しめます。

レコード喫茶Graffiti コーヒーゼリー

白と黒の二層になったお店こだわりのコーヒーゼリーは真っ赤なサクランボがアクセントになり、SNS映えすること間違いなし。

コーヒーゼリーだけで食べても苦味はなく、風味豊かな味わいです。

レコード喫茶Graffiti 水出しコーヒー

おすすめは水出しアイスコーヒー。専用のマシンで約8時間かけてじっくり抽出しており、味がまろやかで暑い時期には特におすすめです。

こだわりの軽食にはお肉を使わず、野菜を中心にしたカレーやグラタンをご用意。

レコード喫茶Graffiti カレー
レコード喫茶Graffiti グラタン

どちらも日替わりで季節の野菜や旬の具材が入っています。ランチや小腹が空いた時にぴったりです。

日替わりのシフォンなど、自家製スイーツも好評でカフェタイムに頼まれる方も多いのだとか。

平日は貸し切りも

定休日の月曜日~木曜日なら貸し切りも可能です。

自分の聴きたいレコードを心ゆくまで楽しまれる方や、かつて大好きだったアイドルの誕生日に集まり、レコードを流して思い出話に花を咲かせるなど、多彩な用途で利用されています。

映画好きのグループがサントラの鑑賞会を開いた際には、「この場面の曲が最高」といった映画にまつわるレコード談義が繰り広げられてかなり盛り上がったのだとか。

レコードの楽しみ方

アナログとデジタルの違いとは?

そもそもレコードとCDってどう違うの?と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。CD世代の筆者も実はよくわかっていませんでした。

CDではデジタル処理で人が聞き取れる周波数(20㎐~20,000㎐)の音域のみを記録しますが、レコードでは録音した音域がそのまま記録されます。録音時のノイズなども入ってしまうわけですが、それが臨場感を増して音にさらなる深みをもたらしてくれるのです。

コードのしくみって?

レコード喫茶Graffiti レコード盤
よく見ると細かな溝がたくさん

レコードには音溝という溝があって、そこに針を落とすと振動がおこります。

その振動をカートリッジという装置で信号に変えることで音が出る仕組みです。

曲ごとの境目は溝の幅が太くなっているので、2曲目から聴きたい場合は外側から2本目の太い溝に針を落とせばOKです。

レコード喫茶Graffiti プレーヤー1

レコードを丁寧に拭きます

レコードプレーヤーはアンプにつないで、音を増幅させることでスピーカーから音楽が流れます。

使用している真空管アンプは、アメリカのオーディオ専門メーカーMcintosh(マッキントッシュ)社のもの。真空管の魅力は一音一音がふくよかで大らかなサウンドを聴かせてくれるところです。

レコード喫茶Graffiti アンプ

使用するスピーカーやアンプで音がまるで違ってくるので、お客様に心地よい音楽を楽しんでもらうため、お店ではこだわりの機器を使用しています。

レコード喫茶Graffiti プレーヤー2

今ではスマホで好きな音楽をパッと選んですぐに聴くことができますが、レコードは丁寧にほこりを払ってプレーヤーに載せて針を置いて…と手間がかかります。でも、その手間すらも楽しめるのがレコードの魅力と言えます。

店舗詳細

レコード喫茶Graffiti 外観

店名/レコード喫茶Graffiti

住所/大阪市中央区難波3-7-4 和讃ビル3F

営業時間は金曜、土曜、日曜、祝日の12:00〜19:00です。

定休日は月曜、火曜、水曜、木曜(※祝日の場合は営業)となります。

電話番号/06-6631-5885

公式ホームページ

まとめ

「レコード喫茶Graffiti」をご紹介しました。

にぎやかななんばの街にあるとは思えない、独自の時間が流れる店内でレコードに耳を傾けていると、「ずっとこうしてのんびり聴いていたいな」と帰りたくなくなるほど。

いま昭和レトロが注目を集めていますが、便利な時代だからこそ丁寧な暮らしや豊かな時間を過ごしたい人が増えているのもうなずけます。

レコードが生活の中にあった当時を懐かしむ方、デジタル世代だけど好きな曲をレコードで楽しんでみたい方、カフェでゆっくり過ごしたい方、幅広い年代の方にぜひ訪れて頂きたいお店です。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる