大阪観光のメインスポットのひとつとして挙げられる「道頓堀(どうとんぼり)」。
グリコの看板の前で写真を撮ったり、たこ焼きやお好み焼きなど大阪グルメを楽しんだり、ショッピングや周辺散策など楽しみ方は多彩です。

今回は、大阪メインの観光スポットである道頓堀の雰囲気を一気に楽しめる「とんぼりリバークルーズ」を紹介していきます。
とんぼりリバークルーズについてはもちろん、乗船方法や見どころ、また歴史の部分まで詳しく取材してきました。
大阪観光に来られた方はマストスポットであり、大阪の方でも意外と知らない魅力ある場所ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

とんぼりリバークルーズとは

とんぼりリバークルーズ とんぼりリバークルーズ

とんぼりリバークルーズとは、道頓堀川にかかる9つの橋の下をくぐりながら、大阪のシンボルがぎゅっとつまった景色を水上から楽しむことができる遊覧船です。
ガイド付きなので、名所の裏話や気づかない見どころを楽しく聞くことができるとあって、国内外の観光客に人気です。

とんぼりリバークルーズ

太左衛門橋(たざえもんばし)船着場~日本橋で折り返し~湊町(みなとまち)リバープレイスで折り返し~太左衛門橋船着場

運航コースに架かる9つの橋

①日本橋(にっぽんばし)
②相合橋(あいあうばし)
③太左衛門橋(たざえもんばし)
④戎橋(えびすばし)
⑤道頓堀橋(どうとんぼりばし)
⑥新戎橋(しんえびすばし)
⑦大黒橋(だいこくばし)
⑧深里橋(ふかりばし)
⑨浮庭橋(うきにわばし)

屋根のない遊覧船は解放感たっぷりでなんばの街並みをのんびりと川から眺めることができます。
所要時間は約20分になっていますので、大阪観光で歩きまわった足休めにも最適です。

乗船方法

とんぼりリバークルーズ とんぼりリバークルーズ

道頓堀の有名な黄色い観覧車があるドン・キホーテ道頓堀店入口の目の前にある「太左衛門橋(たざえもんばし)船着場」が乗船場所です。

とんぼりリバークルーズ

ドン・キホーテ道頓堀店入口の真横にチケット売り場があります。チケットは「当日券」のみの販売になっていますのでご注意ください。※「指定便」のチケットは当日ならいつでも購入できます。
また、10名さま以上の場合は乗船予約が前もってできますので、家族親戚で大阪観光する時や忘年会などの集まりがある時におすすめです。詳しくは公式ホームページに記載していますのでご確認ください。

乗船料

大人1000円(税込)
子ども400円(税込)
(小学生未満は大人1名さまにつき1名さまのみ無料、2人目からは子ども料金が必要になります。)

運航スケジュール

(平日)13:00便~21:00便まで 毎時00分、30分に出航
(土・日・休日・繁忙日)11:00便~21:00便まで 毎時00分、30分出航

雨天の場合

オープンタイプの遊覧船になっています。
雨天時は簡易なレインコートが準備されていますが、荷物などを覆うことができない場合がありますので、必要最小限の荷物の量にするなど対策をしましょう。
また、少雨の場合は通常通り運航しますが、気象・海象などにより運休になる場合もあります。
運休や時間変更などの情報を知りたい方は公式ホームページまたは電話(9:00~18:00)でご確認ください。
公式ページでは、「よくある質問」がまとめられていますので、気になる方は事前にこちらもチェックしてみてください。
よくあるご質問ページ

とんぼりリバークルーズの見どころ

とんぼりリバークルーズ とんぼりリバークルーズ

水都大阪の景観を楽しめることはもちろん、9つの橋を間近で見ること、また橋の裏側まで見ることができるところは、とんぼりリバークルーズの最大の魅力です。
6車線という大阪一の道路幅を持つ御堂筋(みどうすじ)の橋である「道頓堀橋」や、和紙をガラスで挟み照明を当て幻想的な景観をつくりだす「新戎橋(しんえびすばし)」など、普段知ることができない橋の見どころを見ることができます。

また、江戸時代には多くの芝居小屋が軒を連ねていたという道頓堀の歴史など、この街の原点を学ぶことができますので、夏休みの自由研究にも◎です。

とんぼりリバークルーズ

さらに夜の乗船では、色とりどりの看板のネオンやお店の光が街の景色を彩ります。日中とは違う華やかな雰囲気を感じることができデートスポットとしてもベストです。

道頓堀川は季節や乗船時間でいろいろな表情を見せてくれますので、何度行っても楽しむことができます。

とんぼりリバークルーズ

ガイドさんは軽快なトークでガイドをしてくれますので、船上は常に笑いが絶えず大阪らしいにぎやかな雰囲気を楽しめます。運航ごとにお客さまの雰囲気や特徴を見て雰囲気づくりをしてくれるところも「また行ってみたい」と思う理由かもしれません。
英語や中国語など、多言語でもアナウンスしてくれるので、来日されたお友達などを案内する際のレジャースポットとしてもおすすめです。
ガイドさんに魅力を聞いたところ「船上は飲食OKなので景色を見ながら食事を楽しめるところは魅力です。たこ焼きを食べながら楽しむお客さまもいます。また、グリコの看板が一番近くで見ることができるのは見どころポイントですね」だそうです。

また2020年7月からの新しい取り組みで、今までのとんぼりリバークルーズに加え、金土日祝はガイドさんが隊長、お客さまが新入り調査員として一緒に道頓堀川を調査するというエンタメ色が濃い内容になっているので、今までと違うとんぼりクルーズを味わうことができますよ。

とんぼりリバークルーズ

船を見かけると、遊歩道やお店からたくさんの人が手を振ってくれます。
子どもが船を追いかけて来て「ばいばーい」と元気に声をかけてくれたり、お店の店員さんが待ち構えて手を振ってくれたりと、大阪のあたたかさとフレンドリーさにびっくりしながら、照れ臭いけど笑顔になる時間を過ごせるのも魅力のひとつです。

とんぼりリバークルーズ

乗船前の検温やアルコール消毒、ソーシャルディスタンスの確保などしっかりと対策されています。

もちろん、今の時期はコロナ対策を徹底していますので、安心してとんぼりリバークルーズを堪能することができます。

とんぼりリバークルーズってどうしてできたの?

とんぼりリバークルーズ

2005年8月初出航のお写真

「大阪観光の記念になってほしい。あんがい面白かったって思ってほしい」という想いから、大阪府や市と協力して2005年8月にひとつの観光スポット「とんぼりリバークルーズ」ができました。

当時の大阪は、観光といえば「グリコの看板」や「かに道楽のかに」の前で撮影をするか通行するだけで、地域の商業施設の集客に直接結びつかなかった状況があったそうです。
そんな状況を改善するために大阪府や市、そして地元の協力のもと、当時都市再生プロジェクト「水の都・大阪再生」の中核的な存在「道頓堀川」を見るだけではなく、河川の中からも楽しむことができるオンリーワンの観光資源にする社会実験が行われました。
また、ニューヨークなどで実績があった「ガイドウォーク」にならってガイドが参加者を案内しながら街の歴史や文化などを解説し、地域のお店を参加者と訪れるという社会実験も行われました。
それらの取り組みが進んでいき、道頓堀川の歴史やいわれが学べる現在の「とんぼりリバークルーズ」が完成したそうです。

とんぼりリバークルーズが世間に馴染みがないころは、とても集客に悩んだ時期もあったそうですが、日々の呼び込みやチラシ、営業活動に加え毎日の運航で来てくださる方の笑顔を大切にした結果、お客さまが増えてきたとのことです。
クルーズを運営する一本松海運の担当者の方は、「お客さまがお客さまを呼んだから今のとんぼりリバークルーズがあります」と、おっしゃっていました。

とんぼりリバークルーズ

落語家と行く なにわ探検クルーズ

とんぼりリバークルーズ

とんぼりリバージャズボート

また、「とんぼりリバークルーズ」を運航する一本松海運では、他にも落語家が案内する「落語家と行く なにわ探検クルーズ」やジャズの生演奏を聴くことができる「とんぼりリバージャズボート」といった定期企画があります。
楽しい企画がいろいろあり、これからも期待できますね。

詳細情報

名称/とんぼりリバークルーズ
住所/大阪市中央区宗右衛門町7-13 太左衛門橋船着場
電話番号/06-6441-0532
一本松海運公式ホームページ

アクセス

とんぼりリバークルーズ

1、各なんば駅下車後、なんばウォークB12出口からでます。

とんぼりリバークルーズ

2、B12出口スグ左手に「戎橋筋商店街アーケード」がありますので、中にはいります。

とんぼりリバークルーズ

3、戎橋筋商店街を直進します。

とんぼりリバークルーズ

4、戎橋筋商店街をぬけ「戎橋」をわたります。

とんぼりリバークルーズ

5、「戎橋」をわたったすぐ右手(サンドラックの手前)に階段がありますので、遊歩道に下ります。

とんぼりリバークルーズ

6、階段を降り左手に進みます。

とんぼりリバークルーズ とんぼりリバークルーズ

7、「ドン・キホーテ戎橋店」の入り口が見えますのでその前が「太左衛門橋船着場」、入り口の隣が「チケット売り場」です。

まとめ

「とんぼりリバークルーズ」は大阪ミナミの象徴である道頓堀の街並みをゆったり眺めることができ、観光に来られた方はもちろん、地元の方でも楽しめるスポットです。
大阪育ちの私ですが、今回初めてとんぼりリバークルーズに乗船させていただきました。
水上から街を眺めるのは、想像以上に楽しめて「あんがい楽しかった」という気持ちに納得しました。
大阪観光のマストスポットですので、なんばに遊びに来られた時はぜひ足を運んでくださいね。