【春の体験博2017レポート】 とらやお仕立部が教える、手づくりの暮らし「手縫い」ことはじめ

チクチク地味だけど楽しい「手縫い」体験で
めちゃカワなティッシュケースが完成!

「手づくり」の中でも「手縫い」って密かなブームなんです。知ってましたか?
5年目を迎える体験博ですが、布地の総合デパート「とらや商店」の手づくり講座が毎回大人気で申し込み者が殺到!

今回は、手縫いビギナーさんや裁縫が苦手な人を対象にした「手縫い」ことはじめと称した講座が開講されました。講師は「とらや商店」お仕立て部の湯浅さんと荒井さん。参加者も幅広い世代が集まり、裁縫がめちゃ苦手、ふだんは何もしないという人が半数、残り半数が手づくり大好きという人でした。前のテーブルには、すでに裁断してアイロンがけも済ませてある生地と完成品が並んでいます。その中から参加者の皆さんが好きな色柄を選び、飾りレーステープをもらって、それぞれ自分の席へ。カンタン、簡単♪

まずは、どこの部分を縫うかの説明からスタート!
「この布の横まっすぐのところにレーステープをまっすぐのせて、なみ縫いで…」やっぱり、基本となるのは【なみ縫い】なのか…、ナットク!

「これでいいですか?」「そうそう、大丈夫ですよ」と皆さん、講師への質問以外は無言で順調なすべり出し。夢中になると、しーんと静かですね。

「あまり大きく目が出ないように、ちょっとずつ針を出して入れて…、そこは【返し縫い】で」と、ていねいな指導がわかりやすい。すごく基本的なことで昔習ったことでも、すっかり忘れてしまっているんですよね、これが。でも針と糸を使っているうちに記憶が徐々に甦ってきましたよ〜!

「普段から『とらや』さんの大ファン♥」「昔から憧れだった『とらや』さんの講座に参加できて光栄です」とは、京都府の木幡さんとそのお友達。

皆さん、積極的に質問しながら着々と進んでいます。「糸をゆっくり入れて、ぐっと引っ張りすぎないこと。そうすればキレイに仕上がりますよ」と講師がコツを伝授。

「ふだんから何も裁縫をしてなくて、人に聞くに聞けない状態でした。だから、こういう機会でもないと」とは、浪速区の東瀬戸さん。

松原市から来られた母娘ペア(山本さんと土師さん)も、おしゃべりを止めてもくもくと。

「私が申し込みました。とらやさんに行きたくて。お腹に赤ちゃんがいるので生地を選んで母につくってもらおうかなって」「それより、これをきっかけに自分でしてくれたらいいんだけど」。

1時間足らずで皆さん完成にこぎつけました!「わぁ、かわいい!」と皆さんスグに
ティッシュペーパーを入れて大満足のご様子。

講座終了後、希望者の方はスタッフの方がご案内する、とらや店内ツアーへ!天然素材から化繊まで3万点以上の布が並ぶ様子は圧巻です。手づくり好きなら見て回るだけでワクワク♡ そうじゃない人も、お気に入りの布地が見つかるはず。次回体験博の講座が今から待ちきれないですね。

とらや商店 なんば本店

〒542-0076
大阪府大阪市中央区難波3-2-30
Tel.06-6643-1620 年中無休 10:00〜20:00(洋裁部のみ10:30~18:00)
http://toraya-syouten.com/

(ダニーはかま)

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