【2023年度】戎橋筋商店街・書画アート展「父の日」作品をご紹介!

大阪の高校生のみなさんの書画作品を巨大バナーに拡大、商店街アーケードに展示する取り組みは5回目を迎えました。「父の日」には作品22点を応募いただきました。みなさんにたいへん感謝しています。

以下に応募作品すべてをご紹介します(あいうえお順に紹介)。なお、入賞作品は6月2日(金)から6月18日(日)の「父の日」まで商店街のアーケードに展示します。

目次

入選作品(あいうえお順に紹介)

柏菜々美さん(大阪府立阿倍野高等学校)

作品趣旨:いつもは、お酒は身体を気遣って程々に。でも、父の日くらいは「もう一杯!」弾けるような泡をスパッタリングで表現しました。

講評:お父さんに対する気持ちがよく表れています。ビールの着色も上の方が少し濃くした細かな描き方や、霧を吹きかけて着色した中を白く抜いてビールを目立たせるなど、表現豊かな作品です。

杉村 梨々花さん(近畿大学附属高等学校)

作品趣旨:いつも私達家族のために働いてくれているお父さんを、 かっこいいスーパーヒーローにイメージしてかきました。

講評:お父さんのことをスーパーマンに例えて絵でしっかり表しています。お父さんもニッコリ笑っていい表情です。文字の大小のバランスもよく、スーパーを目立たせるようにレイアウトしている点もすばらしい作品です。

髙木さき音さん(大阪府立阿倍野高等学校)

作品趣旨:「報恩謝徳」ほうおんしゃとく
感謝の気持ちがいっぱいで恩返しをしたいという思いを込めて「報恩謝徳」という四字熟語を書きました。いつも家族を守ってくれている父をライオンで表現しました。私にとって父はなくてはならない存在です。

講評:漢字四字を大きく強く書き、その中にライオンを描いて、お父さんに対する恩や感謝を非常に力強いタッチで表現した作品です。 色鉛筆で描かれたライオンが見事です。

田嶋将英さん(大阪府立天王寺高等学校)

作品趣旨:父の日への思い

講評:お父さんの笑顔がすてきな作品です。イラスト風のタッチやフォント風の文字が独特で、ビールの絵も非常にうまく描かれ、白と黒の使い方や色の配色がすばらしい作品です。

寺岸柚稀さん(大阪府立市岡高等学校)

作品趣旨:私が悩んでいる時は一緒に悩み、楽しい時は一緒に笑う。そんな私のたった一人のお父さん普段は照れくさくて口に出せないことも、この 「Youre my HERO」の一文に込めました。

講評:お父さんが私のヒーローだと捉えて、一見ラフなタッチで描かれた絵が英語の文字とマッチしてる点がいいと思います。字も上手く、大小の取り合わせ方やバランスもよく、独特の雰囲気がある作品です。

中谷姫菜さん(大阪府立阿倍野高等学校)

作品趣旨:父の日

講評:お父ちゃんへの思いを大阪弁で表し、明るい家庭を感じさせます。図柄もきれいで、文字も上手くハートへの入れ方もいいです。バラも綺麗に描かれ、色の感覚が素晴らしい作品です。

林 怜真さん(大阪府立泉陽高等学校)

作品趣旨:父の日

講評:鯛の目が惹きつけます。文字の大小もうまく、漫画っぽく描かれているのに、魚の鱗の表現などとてもリアルな感じがします。お父さんが釣ってさばいて食べさせてくれたのなと想像させる作品です。

溝江亜妃さん(大阪府立今宮高等学校)

作品趣旨:いつも味方でいてくれる

講評:マーブリングによる美しい下地に「いつも味方でいてくれる」というステキな言葉が上手な文字で書かれています。ハートも描かれていて、造形的にもすばらしい作品です。

戎橋筋商店街位置図(詳細図)

佳作

鎌苅 歩さん(大阪府立今宮高等学校)

作品趣旨:卵翼之恩

講評:親への恩を表す四字の言葉を、牛乳で書く手法で引き立てました。「卵」という言葉と素材の牛乳が不思議とマッチしています。黒塗り部分をもう少し広く、牛乳の水分を早く抜いて文字を白く際立てるとさらに良くなっていたのではないでしょうか。本作品は入選作に準じる佳作と評価されました。

和田心音さん(大阪府立今宮高等学校)

作品趣旨:オムライス

講評:言葉が心にすっと入ってきて、全体の構図も白場が効いていてすばらしい作品です。オムライスの絵も上手く描かれています。本作品は入選作に準じる佳作と評価された作品です。

応募作品(参加賞・あいうえお順)

奥山 梨花さん(好文学園女子高等学校)

作品趣旨:伝えたい思い 父の日

講評:バラの花束と『ハッピーファーザーズデー』いう英字の組み合わせがきれいに構成された力作です。ここに少し色が入ることでもっと絵が引き立ち、展示作品として評価が高まった可能性があるとの審査員の意見です。

神嵜清太郎さん(大阪府立天王寺高等学校)

作品趣旨:父の日

講評:紙面いっぱいに、見事に濃密に薔薇が描かれています。背景を白地にして文字と薔薇で構成してみたらより文字が引き立つすばらしい作品になるのではとの審査員の意見です。

坂根 俐咲さん(好文学園女子高等学校)

作品趣旨:伝えたい思い 父の日

講評:『ほんま』にありがとうと大阪弁で感謝を表した言葉が非常に 温かい雰囲気を醸し出している作品です。添えられている花束が構図の中でもっと存在感を持てばさらにすばらしい印象になるのではないかとの審査員の意見です。

島﨑響子さん(大阪府立阿倍野高等学校)

作品趣旨:お父さんに普段素直に伝えられない感謝の気持ちを左胸に込め ました。

講評:お父さんの左胸にハートをフォーカスして、たいへん面白い構図で余白がきれいに出たすっきりとした作品です。お父さんの姿を表した線を筆の味わいが感じられるタッチで描かれた場合もみてみたいとの審査員の意見です。

庄野 柚咲さん(好文学園女子高等学校)

作品趣旨:伝えたい思い 父の日

講評:優しいお父さんですね。それがすごく感じられる作品です。薔薇の花と葉っぱの色もいい感じです。滲み(にじみ)の出る画材で描かれたところも見てみたいとの審査員の意見です。

杉谷 日菜さん(好文学園女子高等学校)

作品趣旨:父の日

講評:『おとうさんありがとう』と非常にシンプルに表現された作品です。たとえば、ハートを色で表したり、朱の落款が押されていたりするだけで印象が変わる可能性があるとの審査員の意見です。

杉谷 ひよりさん(好文学園女子高等学校)

作品趣旨:父の日

講評:『お父さんありがとう』とストレートな言葉を使い、眼鏡をかけておられるお父さんの存在も添えて、シンプルでありながら温かさを感じる作品です。

永野大輔さん(大阪府立泉陽高等学校)

作品趣旨:父の日

講評:薔薇の絵が非常にしっかり描けています。「いつも感謝しています」という文字をもう少し左に寄せることで構図に一体感が出て、よりすばらしい作品になるのではとの審査員の意見です。

梶尾 悠麗さん(好文学園女子高等学校)

作品趣旨:伝えたい思い 父の日

講評:『お父さん、いつもありがとう』とストレートな気持ちの表現と、眼鏡を掛け髭も生やしダンディーな印象を受けるお父さんが描かれた、温かさを感じる作品です。

森﨑 ももさん(好文学園女子高等学校)

作品趣旨:伝えたい思い 父の日

講評:『お父さん、いつもありがとう』の文字の間にお父さんを印象づける絵をちりばめた作品です。文字の強さに絵が負けないよう絵を先に描いてみるともっとよくなるのではとの審査員の意見です。

山本万葉さん(大阪府立阿倍野高等学校)

作品趣旨:ユウゼンギクの花言葉の「若者に負けぬ元気」を参考にお父さんの健康を願う心を伝える作品です。

講評:若く元気なお父さんでいてほしいという気持ちがよく出ていると思います。花の位置も描かれ方も綺麗で、文字がよく引き立てられています。小さくてもよいので落款があるとさらにすばらしくなるのではとの審査員の意見です。

鎗野 杏さん(大阪府立天王寺高等学校)

作品趣旨:父の日

講評:父との何気ないふれあいの瞬間をすばらしい絵で描かれています。文字をこの絵とつり合うぐらいしっかり書かれたらよりすばらしい作品になるのではとの審査員の意見です。

第6回書画アート展は「敬老の日に伝えたい思い」がテーマです!

高校生のみなさま、たくさんの方に見ていただける、なんばのど真ん中に作品を展示します。ご応募、お待ちしています!応募締め切りは8月18日㈮です。応募要領は下記から。

書画の魅力にふれよう!第2回書画ワークショップを開催 7/24

また、7月24日㊊に「書画の魅力にふれよう!第2回書画ワークショップ」を開催します。書画の作品にふれたい、みんなと一緒に描いてみたい、という方は絶好の機会です!ぜひ個人で参加してください。

・日時 7月24日㊊ 午後2時~4時頃

・会場 大阪府立今宮高等学校書道教室をお借りします

   (大阪市浪速区戎本町2丁目7−39)

    地下鉄四つ橋線大国町駅[④出口]から南300m

    JR・南海新今宮駅[西出口C]から北西300m

・応募 人数の把握のためにこちらにお名前だけご記入ください。詳細はこちらから

    ※当日ご都合がつけば飛び入り参加もできます

    ※顔彩を使いたけど持っていない方には進呈します

・主催 戎橋筋商店街振興組合(お問合せ06-6641-3362)

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