なんばマルイ「イベントスペース」で食との出会いを楽しもう!

なんばマルイ 外観 アイキャッチ

店内でフロアマップを頼りにして、お目当てのショップに向かうことはありませんか?なんば駅の目の前にある「なんばマルイ」の各フロアには、話題のショップが集結しているのでこのような光景をよく見かけます。迷ったときに頼りになるフロアマップですが、地下1階をよく見ると「イベントスペース」と記された不思議な一画が存在します。この常設されているイベントスペースには、いったいどのような商品が並んでいるのでしょうか。

目次

地下1階に存在するイベントスペースとは

地下鉄なんば駅の改札を出てすぐ、なんばマルイ地下1階の出入口は待ち合わせスポットとしても有名です。地下から入店してすぐ目の前、インフォメーションカウンターの隣に見えるのがイベントスペースと呼ばれる場所です。


なんばマルイ 外観
地下鉄改札に直結している地下1階の出入口

地下1階のフロアマップを確認しても、入口正面が「イベントスペース」であることが確認できます。

なんばマルイ B1フロアマップ
フロアマップ(地下1階)

目立つ場所でも目的のショップに直行するとつい見落としがちですが、買い物を楽しむならまさに灯台下暗し。このイベントスペースには突如出店(ポップアップ)して一定期間が経過すると消えてしまう、いわゆる「ポップアップストア」と呼ばれる店舗が出店されています。

期間限定の出店はまさに一期一会

なんばマルイ 外観

過去には海外の雑貨から本物志向のフルーツサンド、ご当地のインスタントラーメンなどさまざまな商品が期間限定で出店され人気となりました。

大阪ではめずらしいご当地モノから地元密着の商品まで、期間限定での出店ながら実際に手に取って出会えるのも醍醐味のひとつ。

目に留まって素通りしても、やっぱり気になって戻っくる方もいらっしゃるとか。好奇心から「この商品は何ですか?」と聞きたくなるような、ふらっと立ち寄ったお店とのコミュニケーションが生まれる場所でもあるのです。

食をテーマとしたポップアップストアが出店

なんばマルイ 外観

そんな出会いの場所でもあるイベントスペースですが、今後は季節ごとの旬を取りそろえながら「食」をキーワードとした出店がぞくぞくと続く予定です。これまでも本場インドから輸入したレトルトカレーや、京野菜や奈良産の有機野菜なども。大阪ミナミでは手に入りにくい食材を取り揃えたショップも多数出店されてきました。

その一方で地元で生産されたものを地元で消費する、いわゆる「地産地消」の青果を販売するなど地域に貢献する取り組みも実施されています。また全国各地のマルイで好評だったショップがなんばに出店することも。

またイベントスペースの向かいにある、輸入食料品で有名なカルディにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ポップアップストアで購入した商品を調理するための調味料、スイーツにあうコーヒーや紅茶を見つけるなど、食の楽しみ方がさらに広がります。

話題のスイーツエリア「よってみて」の味が再び!

1階に常設された食のスペース「よってみて」で話題になったショップが再び出店することも。過去に出店していたKAKERIが販売する「日本酒ガトーショコラ」が地下1階のイベントスペースに再登場しました。

(※2021年9月取材時の出店情報です)


なんばマルイ イベントスペース
ポップアップストア出店時の様子
なんばマルイ イベントスペース
兵庫県三木市の「大吟古酒」についての紹介も

兵庫県三木市にある稲見酒造の熟成酒「大吟古酒」とチョコレートの組み合わせは意外ですが、日本酒の香りとコクのあるガトーショコラのマッチングは上質な大人のスイーツ。口に入れたときのフワッとした食感は、まさに溶ける至福のひとときです。

なんばマルイ イベントスペース
大吟古酒を使用した日本酒ガトーショコラ

パティシエの魚住さんが昔から大好きなガトーショコラと、代表の徳沢さんと同じ地元の名産品である日本酒を組み合わせた「日本酒ガトーショコラ」を作りたいという想いから、幾度となく試作を重ねて完成した一品。

なんばマルイ イベントスペース
パティシエの魚住さん(左)と代表の徳沢さん(右)

販売するにあたりクラウドファンディングで資金を集めて商品を提供、その後はWebマーケターでもある代表の徳沢さんが自らネットショップを開設して販売を開始しました。

現在ではふるさと納税の返礼品としても人気で、自分用だけでなくお土産やプレゼントとして購入する方も。

なんばマルイ イベントスペース
解凍後は熱湯で温めた包丁で切り分けるのがおすすめ

ネット販売の商品が購入前に試食ができるのもポップアップストアならでは。実際に口にすることで、こだわりのレシピだからこそ表現できた風味と食感を体験することができます。

なんばマルイ イベントスペース
ガイドラインに沿った形で試食を提供しています

「製造工場ではレシピ通りに作っても調理器具など環境が異なることで味が再現されず、改めて試作を繰り返してレシピの配合を微調整するのが大変でした」と商品化までに紆余曲折があったと語るパティシエの魚住さん。

来店されたお客様からは「ハーフサイズや切り売りがあれば購入したい」との要望があり、さっそく商品化に向けて検討しているのだとか。冷凍販売なので切り売りが難しく、異なるサイズの型から製造することに。作業工程が変わることでレシピから再度調整する必要があるので、販売に向けて試作を繰り返しているそうです。対面販売でのコミュニケーションから新しい商品が生まれる、ポップアップストアならではの面白さがそこにあります。

キャンペーン期間ならまさかの再開も!?

バレンタインやホワイトデー、クリスマスなどイベント期間に再会することも。2022年2月に開催されたバレンタインフェアでは、再び日本酒ガトーショコラがなんばマルイ内に再出店されました。

なんばマルイ イベントスペース

前回出店時のお客様からの声から生まれた、ミニサイズが今回ラインナップに追加。より香りが強めの「日本酒テリーヌ」も加わり、意外にも若い女性客からの支持を集めているのだとか。ミニサイズは単品と食べ比べセット(ガトーショコラ、日本酒ガトーショコラ、日本酒テリーヌ)はポップアップストア限定商品ということもあり、再出店を楽しみにしていたリピーターの方も数多くいらっしゃったそうです。

なんばマルイ イベントスペース
ポップアップストアでの声を元に商品を開発
なんばマルイ イベントスペース
ガトーショコラ(左)
日本酒ガトーショコラ(中央)
日本酒テリーヌ(右)

あの時出会ったあの味に、なんばでまた出会える。ポップアップストアには偶然の再会もあり、来店時の楽しみのひとつでもあります。バレンタインといったイベント期間は周辺の戎橋筋バレンタインフェアもあわせてチェックすると、さらに出合いの機会が増えるかもしれません。

まとめ

地下1階のイベントスペースでは、食にまつわる出会いが待っています。どのような商品が販売されているかは実際に立ち寄ってからのお楽しみで、まさにガチャ的な要素としても楽しめます。

地元密着というコンセプトならではのショップから、唯一無二のめずらしいコンセプトのショップまで、バラエティあふれる品揃えで出店される予定です。なんばマルイに来店した際は、地下1階のイベントスペースを忘れずにチェックしましょう。

店舗情報

店名/なんばマルイ
住所/大阪市中央区難波3-8-9
電話番号/06-6634-0101
※各ショップへのお問い合わせはこちらからご確認ください。
営業時間/
 (月~土)11:00~20:30
 (日~祝)11:00~20:00
休業日/不定休
アクセス/
 なんば[地下鉄線]/大阪市営御堂筋線 1番口 40m 約1分
 大阪・難波[近鉄・阪神線]/近鉄難波線 12番口 172m 約3分
 なんば[地下鉄線]/大阪市営千日前線 20番口 188m 約3分
 なんば[南海線]/南海高野線 2F中央口 247m 約4分
なんばマルイ公式ホームページ

【取材協力】

店名/KAKERI(カケリ)

公式ホームページ/https://kakeri-sweets.com/

なんばマルイ 外観 アイキャッチ

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