7月になると聞こえてくるおはやしの音。夏祭りの季節が近づいてきました。
難波、戎橋周辺では、多くの神社で夏祭りが催されます。神社によっては特色ある出し物や大阪ならではの屋台も楽しめます。ぜひ、足を運んで難波の夏を満喫してください。

道頓堀川万灯祭2019

道頓堀川の両岸にある遊歩道を、ずらりと並ぶ提灯が彩ります。平成11年以降、約20年にわたって続いており、戎橋(えびすばし)界隈の夏の風物詩として親しまれています。
西は四ツ橋筋沿いの深里橋から、東は堺筋沿いの日本橋へ約800メートルの距離を約1,300灯の提灯が並ぶ姿は見ごたえがありますよ。

道頓堀川でのクルージングを楽しめる、とんぼりリバークルーズでは、21時までの夜間クルーズを開催しています。約20分間の船旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
一本松海運公式ホームページ

日程/2019年7月1日~8月31日 各日19時~26時
アクセス/大阪メトロ各線「なんば駅」より北へ徒歩4分
阪神線・近鉄線「大阪難波駅」より北へ徒歩4分
南海線「なんば駅」より北へ徒歩6分
いっとこミナミ公式ホームページ

宗右衛門町夏祭り

夏の麦酒祭の一イベントとしておこなわれる宗右衛門町夏祭りは、宗右衛門町でも最大規模の行事として多くの人でにぎわいます。
上方落語の噺家による進行のもと、ミュージシャンやアーティストによるパフォーマンスなど様々なステージショーは毎年盛り上がりを見せています。
併設される野外ビアホールでは宗右衛門町近隣の人気店が特設屋台による人気メニューや夏祭り限定のメニューが提供されるほか、世界のビールコーナーも設置されるなど、食べてよし、飲んでよしの夏祭りです。

日程/2019年7月22日、23日 17時~22時頃
会場/相合橋(あいあうばし)
アクセス/大阪メトロ、南海線「なんば駅」から北へ徒歩7分
近鉄線「日本橋駅」から北へ徒歩3分
宗右衛門町公式ホームページ

難波大社 生國魂神社(いくたまじんんじゃ)生國魂祭(いくたままつり)

大阪三大夏祭りの一つとして知られる生國魂祭は、「陸の生玉」とも呼ばれています。
本宮となる12日の10時からは、生國魂神社から大阪城へかけて約500人が練り歩く渡御(とぎょ)がおこなわれます。
この壮大な渡御は、なんと明治時代から昭和初期に行われていたもので、平成26年に再開されました。

朝に出発した渡御は17時ごろに境内に戻りますが、大行列を一目見ようと谷町線沿いには多くの人が集まり、行列を迎え入れます。
夜に行われる枕太鼓演武(まくらだいこえんぶ)の奉納は境内に大音量が響き渡り迫力満点です。ぜひ見学しましょう。

生國魂神社の夏祭りの見どころの一つはさまざまなジャンルの屋台です。上本町駅や谷町九丁目からの参道には約1,000軒もの屋台が並び、飲食からゲームまで楽しむことができます。
ただし、駅から神社への道は交通規制されることがあります。当日は警備員の指示に従って移動するようにしましょう。

日程/2019年7月11日(宵宮)、12日(本宮)
アクセス/大阪メトロ「谷町九丁目駅」より徒歩4分
「日本橋駅」8号出口より徒歩7分、近鉄線「上本町駅」より徒歩6分
生國魂神社公式ホームページ

難波八阪神社

古くから難波一帯を鎮守する神社として親しまれてきました。毎年7月13日14日に催される夏祭りは氏子をはじめ、遠方からの参拝客でにぎわいます。


今年の夏祭りはあいにくのお天気でしたが、地元をはじめ、観光客で賑わっていました。

7月13日には道頓堀川での船渡御が斎行され、翌14日には千日前筋、道頓堀筋、戎橋筋を巡行する陸渡御が巡行します。

船渡御とは?

船渡御は、御神霊を安じ、氏子域繁栄を祈って行われるこの伝統行事は、宵宮の日の夕暮頃から道頓堀川で行われます。

江戸時代には天神祭(大阪天満宮)と並んで夏の一大イベントとして盛大に行われていたもので、途中途切れてしまったこともあるそうですが、2001年に氏子衆や地元の熱い支援で230年振りに復活したそうです。

境内には日本一と言われる獅子舞台が鎮座しています。舞台では獅子舞(ししまい)が奉納されるほか、参拝者への餅まきなど様々な催しが行われます。夕方からは獅子の目が光り、神秘的な様子へ変わります。

また、獅子の並びには祭りに用いられる神輿の展示もあり、間近で美しさを観覧できますよ。
神社周辺には、大人も子供も楽しめる夜店が並びます。話題の食べ物から、スマートボールなど懐かしい遊びまで、夏祭りならではの夜遊びを楽しみましょう。

日程/2019年7月13日(宵宮)、14日(本宮)
アクセス/大阪メトロ各線「なんば駅」より西へ徒歩6分、「大国町駅」より北へ徒歩7分、
南海線「なんば駅」より西へ徒歩6分
難波八阪神社公式ホームページ

御津宮(御津八幡)(みつぐう・みつはちまん) 夏祭

アメリカ村のほど近く、心斎橋一帯の産土神社として親しまれている神社です。
毎年7月14日、15日には夏祭りが開催され、14日14時30分から17時30分にかけて、氏子による神輿やギャル神輿渡御(みこしとぎょ)、子供たちによる太鼓演奏が、夜には境内で巫女による神楽の奉納がされます。
15日18時頃から20時30分ごろまでは地元の青年部によるゲームや飲食の夜店も出されて、多くの参拝客が訪れます。ヨーヨー釣りやボール投げなど、昔ながらの夜店を楽しみましょう。

日程/2019年7月14日(宵宮)、15日(本宮)
アクセス/大阪メトロ「心斎橋駅」より東へ徒歩3分
「なんば駅」より北へ徒歩7分、阪神線、近鉄線「大阪難波駅」より北へ徒歩7分
まいぷれ大阪市中央区公式ホームページ

浪速・高津宮(こうづのみや)大祭り

空堀商店街から黒門市場一帯を鎮座する神社で、夏祭りには大勢の参拝者が訪れます。
17日には子供神輿をはじめ、氏子による神輿が曳行されます。大きな神輿を担いで本殿へと続く階段を上る様子は一見の価値ありです。

境内では暑気払い(しょきばらい)の氷がふるまわれ、氷をいただくと夏の暑さをしのげるといわれています。
また、獅子頭付きの笹の授与もおこなわれており、夏の邪気を払う効果があるとされています。

夕方には氏子による演武や楽器演奏の奉納がされ、夜には、隣接する高津公園に多くの夜店が並びます。
大阪ならではのたこ焼きから昔ながらの綿あめ、ベビーカステラといった飲食店だけでなく、子供も喜ぶゲームも楽しめます。

日程/2019年7月17日(宵宮)、18日(本宮)
アクセス/大阪メトロ「谷町九丁目駅」より西へ徒歩5分
高津宮公式ホームページ

難波神社 氷室祭(ひむろまつり)

難波神社の夏祭りは「氷室祭」と呼ばれており、大きな氷柱がお供えされます。
境内には製氷会社から奉納された氷柱が飾られ、実際に触れることもできます。夏祭りの時期は湿度が高く境内も熱気に包まれていますが、ひんやりと冷たい氷に触れることで、ひとときの涼を感じてみてはいかがでしょうか。

夕方からは、かちわり氷がふるまわれます。「氷を食べると夏負けしない」との言い伝えがあり、口に含むと会場の暑さを和らげてくれます。
無料でいただけるので、参拝時にはぜひ召し上がってくださいね。
夜になると、プロの太鼓演奏団による和太鼓の演奏が奉納されます。演奏家による演武と境内一帯に響き渡る太鼓の音は、夏の暑さを忘れさせるほどの迫力です。
演武を間近で見たい方は、早めに並んでステージすぐの観覧場所をゲットしましょう。

また、子供たちのお楽しみにしている夜店も境内にずらりと立ち並びます。地元小学校保護者の協賛する夜店もあり、毎年多くの家族連れが訪れています。

日程/2019年7月20日(宵宮)、21日(本宮)
アクセス/大阪メトロ「心斎橋駅」より北へ徒歩5分
「本町駅」より南へ徒歩5分
難波神社公式ホームページ

今宮戎 こどもえびす

「商売繁盛笹もってこい」でおなじみの今宮戎では、こどもたち向けの「こどもえびす」が開催されます。
境内には、雪で作られた長さ20メートル、幅5メートルもの特大また、スロープが設置されます。
そりに乗ってスロープを滑り降りる様子はとても楽しげです。
小学生・幼児向けのスノーランドも設置され、実際に雪を触ったり、雪だるまを作ったりと子供たちは大はしゃぎです。
雪遊びはとても人気で、時間帯によっては1時間以上待つこともあります。並ぶのを覚悟で遊びに行きましょう。

本殿前では、こども宝恵駕(ほえかご)が曳かれます。烏帽子を頭に着け宝恵駕に乗り込むと本殿前を往復してもらえるので、記念撮影におすすめです。
また、境内にはスーパーボールすくいやジャンボピンボール、魚釣り、絵馬作成といった子供たちが喜ぶ出し物がおこなわれます。

夜には、浪速雅楽や子供たちによる絵行燈(えあんどん)の奉納、若手芸人による漫才新人コンクールなどの舞台も楽しめ、一晩中にぎわいを見せるお祭りとなっています。

日程/2019年7月22日(宵宮)、23日(本宮) 17時~21時
アクセス/大阪メトロ「大国町駅」より東へ徒歩5分、「恵美須町駅」より西へ徒歩5分
南海線「今宮戎駅」より東へすぐ、阪堺線「恵美須町駅」より西へ徒歩5分、JR「新今宮駅」より北へ徒歩10分
今宮戎神社公式ホームページ

まとめ

難波周辺の夏祭りは7月11日の生國魂神社を皮切りに、7月中旬にかけて夏祭りシーズンを迎えます。
どの神社も神輿や奉納、屋台と見どころは満載です。祭りの賑わいを楽しみながら、難波の夏を感じてくださいね。