すべての女性に感謝とエールを!3月8日は「国際女性デー」

国際女性デー アイキャッチ

3月8日は国連が制定した「国際女性デー」です。戎橋筋商店街では、2月15日~3月8日の期間中、ミモザのデコレーションやミニブーケのプレゼント企画で国際女性デーの取り組みに参加します。
今回は国際女性デーに関する戎橋筋商店街のイベントや、男女が共同で参画できる社会の実現を目指す大阪市男女共同参画センターの取り組みについてご紹介します。

目次

国際女性デーとは?

「国際女性デー(International Women’s Day)」は、女性の社会参画や地位向上を願う日として1975年3月8日に国連で提唱され、その後1977年に国連総会で決議されました。

イタリアで男性から女性に感謝を込め、愛や幸福の象徴であるミモザの花を贈ったことから「ミモザの日」とも呼ばれています。

この国際女性デーに合わせ、戎橋筋商店街では「すべての女性におおきに!」と伝えるイベントを開催。

がんばる女性へ感謝とエールを送るとともに、女性が活躍する社会について考えてもらえるきっかけづくりができればと企画しました。

大阪市立男女共同参画センター開催「国際女性デー」のイベントとは?

今回の取り組みは、大阪市立男女共同参画センター(クレオ大阪 )が開催する「国際女性デー関連イベント」への協力がきっかけとなり実現したイベントです。

2023年の国際女性デーのテーマは「ジェンダー平等のためのイノベーションとテクノロジー」。

大阪市立男女共同参画センター(クレオ大阪)では、国際女性デーmimosaリレートーク「大阪のジェンダード・イノベーション」をはじめ、国際女性デーに関連したイベントが多数開催されます。

国際女性デー クレオ大阪

これらのイベントを企画・運営している、大阪市男女いきいき財団 事業企画課 チーフ 有元 裕雅さんに、国際女性デーに関する取り組みや想いについてお話を伺いました。

ーー今回イベントを開催されることになったきっかけを教えてください。

有元さん:
ある英会話スピーチのイベントで「国際女性デーについて知っている方はいますか?」と聞いたところ、海外からの参加者の方は男女問わず全員が知っていたのにもかかわらず、日本人は誰も知らない…ということがありました。

OECD(経済協力開発機構)によるジェンダーギャップ指数、146か国中116位と、先進国でも最下位という現状がまさに反映されているのだと実感しました。

国際女性デーに合わせたトークイベントなどは去年も開催していたのですが、地域の方だけでなく、企業で活躍している方も巻き込んで、より多くの方に国際女性デーについて知っていただいたほうが良いと考えたのです。

今回は女性であることと働くことを楽しんでいる、大阪で働く女性リーダー9名がトークイベントに登壇していただけることになりました。※1

ーーどのようなトーク内容になるのでしょうか?

有元さん:
これまではジェンダーに関するイベントにおいて「女性の立場が弱い」といった性差にフォーカスすることが多くあったかと思います。

今回は女性目線でのビジネス展開や、商品の開発など、女性が企業の中で活躍したことで、どのようなイノベーションが起こったのかをお話をしていただきます。

また、トークイベントのほかにも、戎橋筋商店街さんでのミモザデコレーションをはじめ、女性だけで運営されているβ本町橋さんや、大阪市役所本庁舍などでのライトアップなど、さまざまなイベントを開催します。※2

ーー今回の国際女性デーの企画のほか、大阪市立男女共同参画センターではどのような活動をされているのでしょうか?

有元さん:
子育て支援やキャリア教育、セクシャルハラスメント・パワーハラスメントなどの男女共同参画に関するテーマの研修や講座などをしております。

直接クレオ大阪に来ていただく教室形式のセミナーや、こちらが地域の学校や団体などへ出向き、研修などをお届けする地域出前セミナーなどを企画・運営しています。

国際女性デー クレオ大阪

ーーセミナーをされていて、女性が活躍できる社会に変わりつつあると感じますか?

有元さん:
日本は、女性の生きやすい社会とはまだまだ言えないと感じています。

例えばアメリカでは、子どもがいながらも大学に通えるというのが普通です。日本も少しはそのような環境が整いつつあるのかもしれませんが、当たり前にはなっていません。

ほかの先進国に比べ日本は格段に遅れていて、女性がやりたいことを自由にできる世の中だとは言い切れないと思います。

人生100年時代に向け、女性もずっと働き続けなければなりません。女性のセカンドキャリアについて考えたとき、女性が自分の可能性を信じて前に進むことができる仕組み作りがとても重要なのです。

リーダーとして活躍する女性を増やすことももちろん大切なのですが、自分の想いに合わない働き方や生き方をしない、何歳になっても自分らしく楽しく生きている方を応援することも仕組み作りのひとつだと考えています。

女性が長く働けるセカンドキャリアを作ること、そしてそのセカンドキャリアでいきいきと輝く女性を応援し、ロールモデルを示すことで、「能力が特別に高くなくても、女性はこうやって楽しく生きていけるんだ」と思ってもらえれば、多くの女性の不安を払拭できるのではないでしょうか。

国際女性デー クレオ大阪
有元さん

ーー国際女性デーなど、女性が社会で活躍するために考えるきっかけを、どのように広めていくべきでしょうか?

有元さん:
イベントをやって終わりではなく、その後も断続的に発信していく必要があると思っています。

例えば今回のイベントにトークで出演してくださる方と一緒に、今後も女性の働き方や生き方などを考えるような発信をしていくなど、多くの方に目にしてもらえるような活動が重要だと考えています。

また、女性の活躍を後押ししてくれる男性の力も必要だと思っています。

私たち女性を応援してくれる男性はたくさんいらっしゃいます。女性だけにスポットを当てるのではなく、女性の社会進出をサポートしてくれる男性の存在も、これからどんどん紹介していきたいと考えています。

「国際女性デー」戎橋筋商店街ではミモザのブーケをプレゼント!

国際女性デー 戎橋筋商店街
えびたん像の装飾

すべての女性が自分らしく生きるためには、男女関係なく国際女性デーを知り、女性の社会参画について考えていくことが大切です。

国際女性デーをより多くの方に知っていただくため、戎橋筋商店街ではえびたん像をミモザで装飾。さらに、ミモザをデザインしたバナーとフラッグを商店街に設置します。

国際女性デー 戎橋筋商店街
アーケードのバナー

国際女性デーである3月8日には、「黄色いもの」を身につけている方限定で、先着50名様にミモザのミニブーケをプレゼント!※3
ぜひ、すべての女性に「おおきに!」と感謝しつつ、性別による差別のない社会について考えるきっかけにしてくださいね。

イベント情報

国際女性デーmimosaリレートーク「大阪のジェンダード・イノベーション」

日時:令和5 年3月8日(木)19:00〜20:30
定員:オンライン50名(先着順)
対象:テーマに関心のある方
詳細はこちらクレオ大阪講座・イベント情報

問い合わせ先:クレオ大阪西(06-6460-7800

ライトアップ&ミモザデコレーション

・大阪市役所本庁舎(ライトアップ:日没〜24:00)
・β本町橋(ライトアップ:18:00〜21:00)
・日本生命淀屋橋ビル サンクンガーデンエスカレーター(ライトアップ:7:30〜23:00)
・山本能楽堂(ライトアップ:17:00〜翌朝)
・芝川ビル(ライトアップ:17:00〜21:00)
・戎橋筋商店街 えびたん(ミモザデコレーション)※2/15~3/8の間開催

戎橋筋商店街「ミモザのミニブーケ」プレゼント

国際女性デー ブーケ
※画像はイメージです

日時:2023年3月8日(水)16:00~18:00
場所:戎橋筋商店街えびたん像付近(なんばマルイ前)
定員:50名様(先着)※無くなり次第、終了とさせて頂きます。
条件:黄色いものを身に着けた方(服でも、小物でも、黄色いものであればOKです)

※ブーケはお1人様につき、1束とさせていただきます。
※事前の取り置きなどはお受けできません。現地に直接お越しください。
※お渡しは16時からです。
※現地スタッフの指示に従ってください。
※混雑が発生した場合は、中断・中止とさせて頂く場合があります。あらかじめご了承ください。

国際女性デー アイキャッチ

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