約300年の歴史がある戎橋筋商店街(髙島屋大阪店からTSUTAYA EBISUBASHIまでの南北370m)では毎年春と秋に体験型イベント「体験博」を主催。
各商店となんばエリアの魅力を普段できない体験を通じて知っていただき、また家族や知人との交流を楽しんでいただこうと、豚まんで有名な「551蓬莱戎橋本店」や老舗昆布店「をぐら屋大阪戎橋筋本店」、歴史ある蒲鉾(かまぼこ)店「大寅(だいとら)蒲鉾難波戎橋筋本店」など各商店の店主が試行錯誤しながら手作りで企画した都心の商店街ならではのお祭りです。

この記事では、そのイベントのなかでも毎回大人気の「大寅・上質のすり身と春の具材で作るオリジナル天ぷら」をご紹介します。
創業から145年目を迎える蒲鉾店の製法をお家でも楽しめるようにと、今回は体験博21回目にして初のオンライン開催。
「オンラインで天ぷら作りってどんな感じだろう?」「老舗の味をお家で楽しめるのは嬉しいけど私にも作れるかしら?」といった疑問をすべて解決し、オンラインの舞台裏もちょこっとお見せしますので、体験博が気になっている方はぜひ最後までチェックしてくださいね。

気になるプログラム内容

大寅 体験博 外観

会場の大寅蒲鉾難波戎橋筋本店

大寅 体験博 店内商品

このプログラムは、関西の方に愛され続けている老舗蒲鉾店「大寅蒲鉾(だいとらかまぼこ)難波戎橋筋本店」で開催します。

ご飯のおかずやお弁当にぴったりな「チーズちくわ」「玉ねぎ天」や晩酌に合わせたい「ヤゲン軟骨天」「はもの皮」、農林水産大臣賞や特別賞など国からも表彰された「焼通し」「厚焼」「たらこ巻」などラインアップの豊富さが魅力的。
また、伝統を守りつつも「スプーンで食べるかまぼこ」「とらサンド」「ごぼうチップス」といった新感覚メニューの開発も常にしています。
最近ではテイクアウトとオンラインショップがリニューアルされたことで、お家時間を楽しむめる商品がより充実していますので要チェックです。

大寅蒲鉾のテイクアウト&ネットショッピングがリニューアル

大寅 体験博

そんな老舗蒲鉾店の製法を、ベテランスタッフから直接学べる貴重なプログラムです。
さらに初心者でもできるよう丁寧に教えてくれるのも嬉しいところで、参加された方の口コミで年々応募が増えているとのこと。

今回は初のオンライン開催で、できたての天ぷらがその場でスグに食べられるうえ、お子さまと一緒に楽しめるなどお家時間を堪能できるプログラムになっています。

熟練講師のご紹介

大寅 体験博 市川社長

4代目社長 市川知明さん

大寅蒲鉾株式会社4代目社長・市川知明さん。
今回はプログラムの説明や大寅の歴史など進行役を務めます。

大寅 体験博 柏本さん

ベテラン営業部 柏本憲一さん

大寅蒲鉾株式会社ベテラン営業部・柏本憲一さんは、オリジナル天ぷら作りの講師として蒲鉾の魅力や楽しみ方をレクチャーします。

いよいよ体験博スタート

あいさつ・準備

まずは初のオンライン開催とのことで、商店街事務局から事前の説明です。
オンラインミーティングツールのひとつであるZoomを使用し、参加者は開始時間までに入室と準備物の用意をしている状態からスタートします。

大寅 体験博 市川社長挨拶

市川社長が戎橋筋商店街についてや大寅蒲鉾の紹介、また「リアルな開催は難しくてもお客さまとのつながりを大切にしたい」という強い想いからオンラインプログラムを開催したとのことですが、参加された方の「楽しみにしていました」という声とともに緊張していた現場の空気が嬉しさで広がりました。

大寅 体験博 柏本さん挨拶

次は柏本さんの紹介。
「初の試みで緊張していますが、頑張りますのでよろしくお願いします」と意気込みを伝えプログラムは進んでいきます。

大寅 体験博 準備物

あいさつが終わると、参加者全員に事前に郵送していた「オリジナル天ぷらセット」の説明と確認。
セットの中身はすり身2袋、具材5種と魔法の液体の計8アイテムが入っており、お店の「命」とも言えるすり身や実際に使用している具材を郵送するのは初めての試みとのことで、画面越しにですが参加された方も特別感を味わっている様子でした。 

すり身練り作業

参加者の画面には柏本さんの手元がアップに映され、待ちに待ったオンラインレクチャーのはじまりです。

大寅 体験博 すり身をだす

袋からすり身をきれいに出します

まずは袋から出してすり身を練る作業に入ります。
ちなみに大寅のすり身は「ハモ」「グチ」をメインにタラの一種である「スケソウダラ」などからできており、白身魚の上品な味わいを楽しめるのが特徴。

大寅 体験博 もみこみ 大寅 体験博 光沢

2℃に設定されたすり身を手で練っていくことで、温かさと弾力が加わりツヤのあるすり身になっていきます。
この作業を2分ほど行うのですが、想像以外に難しく参加者の様子をうかがいながらの進行です。

大寅 体験博 すり身とり

次に指についたすり身のとり方の説明。
指の間のすり身を片方の手で滑らしひねるようにして取るのがコツだそう。
ハンバーグを作る時のミンチを手から取るときにもおすすめのとり方で、参加者の方も一生懸命に実践していました。

その後さらに2分ほど練り作業を繰り返します。

大寅 体験博 ねり 大寅 体験博 魔法の液体

練り終わったら続いては魔法の液体の説明です。
この液体の正体は真昆布(まこんぶ)からとったダシと糖分(ブドウ糖)が調合されており、きつね色のおいしそうな天ぷらを作るためには必須アイテム。
また大阪の料理人が伝統的に使用してきた出汁昆布が真昆布だという豆知識も踏まえながらの進行で、参加者の方も「勉強になります」と楽しんでいる様子がうかがえます。 

この液体をドーナツ型にしたすり身に少量ずつ入れ、練り作業を3回ほど繰り返します。

大寅 体験博 質疑応答

ここで練り作業はひとまず終了になり、参加者全員の進行具合を調整しながら質問タイムです。

「手からすり身を外すのが難しいのですが…」といった質問に対し「はじめは外すときの力加減がわからないかもしれませんが、思っている以上に優しくすり身を触って外すことが大切ですよ」と画面越しに何度も実践しながらの丁寧なアドバイスで、安心して作業ができます。

具材入れ・成型作業

大寅 体験博 成型コツ

天ぷら作りに欠かせない成型のレクチャーです。
指で優しく成型していくのがポイントで、参加者の方はコツがなかなかつかめず質問を繰り返しながらの練習タイム。

大寅 体験博 具材乗せ

成型の練習後は、具材のせです。
えんどう豆・玉ねぎ・エビ・コーン・チーズの5種の具材を好きなようにアレンジできるので「エビとチーズは子ども用で、えんどう豆は大人用にしよう」など、色とりどりの具材のせに画面越しからでも参加者の方の満喫している様子がわかります。

大寅 体験博 成型

具材のせが終わった方からすり身と具材を練り込み、好きな形に成型します。
定番の平たい丸型以外にもハート型や顔型など、柏本さんが作った見本は「わかりやすい」と好評でした。

大寅 体験博 成型完成

揚げる作業・完成

大寅 体験博 揚げ 大寅 体験博 揚げ2

完成したすり身のあげ方を家庭用鍋で実際にレクチャーです。
高温すぎると黒く焦げてしまうので練り物は150℃で揚げるのがコツ。
全体に熱が通るようコロコロと動かし、天ぷらがふっくらしてきたタイミングで完成です。

大寅 体験博 完成

「揚げたてをスグに食べられるのが嬉しい」「自分で作った天ぷらは最高です」など参加された方から嬉しい声をいただきました。

大寅 体験博 最後の挨拶

最後は市川社長も加わり、お礼のあいさつでプログラムは終了です。

嬉しい!参加者のコメント

参加者の皆さまが、今回の天ぷら作りの調理風景や完成のお写真をInstagram(#体験博)にアップしてくださいました。

大寅 体験博 参加者1

「熱々で食べるおいしさがたまりません!またお家で作ってみたいと思います」

大寅 体験博 参加者2

「中にいれる具材の組み合わせが自由、レア感がすごい!」

大寅 体験博 参加者3

「つまみ食いもせずただただ揚げる。そして絶対においしい天ぷら完成!」

「丁寧に指導いただきありがとうございました。楽しかったです」

「緊急事態宣言が解除されたら買いに行きます!!」

「先生のように上手に成型できませんでしたが、味は本当においしかったです。素敵な体験をありがとうございました」

体験博の裏話

最後にプログラムの裏側もこっそりご紹介。

大寅 体験博 事前チェック

プログラム前の事前のチェック

大寅 体験博 資料

入念に資料も作成しました

大寅 体験博 撮影風景

撮影風景

初のオンライン開催でたくさんの機材に囲まれながら、大寅蒲鉾の店主やベテラン講師、体験博の関係者は一生懸命に取り組んでいました。

また、オンラインで柏本さんが作った天ぷらはスタッフ全員でおいしくいただきました。

大寅 体験博 あげたて 中身

店舗詳細

店名/大寅蒲鉾(だいとらかまぼこ)難波戎橋筋本店
住所/大阪市中央区難波3-2-29
電話番号/06-6641-3451
営業時間/10:00〜18:00
※感染症拡大の影響で営業時間の変動がある場合もございますのでご了承ください。
定休日/月曜日
公式サイト/大寅公式サイト

アクセス

大寅 アクセス

南海電鉄・OsakaMetroなど各なんば駅下車後、NAMBAなんなんE3出口から出ます。
戎橋筋商店街アーケードがすぐ目の前にありますので中に入り、1分ほど歩くと右手にある大寅蒲鉾難波戎橋筋本店に到着します。

まとめ

毎年大人気のプログラム「大寅・上質のすり身と春の具材で作るオリジナル天ぷら」を紹介しました。
参加者からは「お家時間の充実になった」「お昼からお酒と天ぷらを楽しめて幸せです」とオンライン開催ならではの声をたくさんいただきました。

約145年の歴史ある蒲鉾店のベテランスタッフから学べる貴重な体験ですので、天ぷら作りに興味がある方はぜひ次回の体験博にご応募くださいね。

また、蒲鉾や天ぷらのアレンジレシピを知りたいお料理好きな方は、こちらの記事もお楽しみください。

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