【2024年度】戎橋筋商店街・書画アート展「父の日」作品をご紹介!

大阪の若者のみなさんの書画作品を巨大バナーに拡大、商店街アーケードに展示する取り組みは6回目を迎えました。「父の日」には作品22点を応募いただきました。みなさんにたいへん感謝しています。

以下に応募作品すべてをご紹介します(応募順に紹介)。なお、入賞作品は6月1日(土)から6月16日(日)の「父の日」まで商店街のアーケードに展示します。

目次

入賞作品(応募順に紹介)

埜﨑遥香さん(八尾市)

作品趣旨:私の好きな歌詞の一部が私のお父さんにぴったりだと思いました。

講評:すごく心に訴える言葉と、それを自然な大小の抑揚がついたリズミカルな文字で表して、お父さんとその笑顔を引き立てています。よく考えられた作品だと思います。

増田李里華さん(大阪市)

作品趣旨:配達の仕事をしているお父さんへ、普段はなかなか言葉にできない思いを作品に込めました。

講評:きっとトラックの運転手さんですね。パパ号に乗って運転しているお父さんの姿が思い浮かびます。お父さんへの気持ちがよく表れたいい作品です。色を付けずにシンプルだけど、きれいにまとまっています。

田中みやこさん(大阪市)

作品趣旨:いつも夜遅くまで寿司を握るとーちゃん。これからもたくさんのお客さんを笑顔にできる寿司職人でいてね。

講評:お父さんがお寿司屋さんの職人さんで、夜遅くまでお仕事されていることが、描かれた絵からよくわかりますし、お月さんが効いていて、お父さんへの思いがすごく実感をこめて伝わるいい作品です。

堀内康成さん(大阪市)

作品趣旨:市場で魚屋をしているパパ。日本一新鮮なマグロを皆さんに届けるかっこいい仕事です。家族のために朝から晩まで働いてくれて、ありがとう。

講評:鮮魚関係のお仕事をされているお父さんは、マグロの解体をされてはるんかな?と思うほどに、活きのいい魚が見事に描かれています。しぶきを飛ばした色の塗り方も面白いです。

中川もえかさん(大阪市)

作品趣旨:父の日2024

講評:いろんな相談にのって応援してくれる。そんなお父さんが絵から浮かんできます。細かな模様の花が丁寧に書かれていて、応援の文字も感謝の気持ちがよく表れています。

長尾和奏さん(泉大津市)

作品趣旨:何があっても動じず、いつも家族を支えてくれ、朝早くから仕事に行くお父さんの後ろ姿は誰よりもたくましくて、私の憧れです。いつもありがとう。

講評:お父さんの背中が描かれ、その上に重ねた文字は牛乳で書いて墨で浮き立たせる手法かと思いますが、しっかりと強く書かれ絵も上手です。お父さんの力強さとお父さんへの思いがよく表されています。

森野颯さん(大阪市)

作品趣旨:私のお父さんはいつも笑っていて、そこから私達家族のしあわせが広がっていくので、そのことに焦点をあてて作品にしました。

講評:お父さんの笑顔が大好きなのですね。一文字ずつに喜びや幸せがよく表れ、にじみを活かしたり、文字の大小を絡ませて書いているところも面白いです。

山本柚花さん(東大阪市)

作品趣旨:毎晩父が夜ご飯をつくってくれるので、感謝の意味をこめて書きました。特に好きなおでんをイラストにいれました。

講評:よくご飯を作られる、すごく面倒見のいい、現代的なお父さんのような感じがします。おでんの絵も非常に細かく、きっちり描かれています。文字もメリハリがかなり効いています。

商店街作品位置図

参加賞(応募順に紹介)

藤井優里果さん(堺市)

作品趣旨:お父さんに対する感謝の気持ちを俳句で詠みました。「感謝」が花言葉である、ピンクのバラを描きました。すっきりと見せたかったので余白を作り、俳句が目立つようにしました。よろしくお願い致します。

講評:非常にシンプルですっきりとして構図で描かれ、お父さんへの感謝の気持ちが直接的に伝わってくる作品です。余白が効いているので、文字をもっと大胆に書くことでよりインパクトが増すように感じます。

國場愛美さん(松原市)

作品趣旨:いつも言えない感謝の気持ちをおくりものとして言いたいと思い、このような構図にしました。

講評:ストレートな言葉と力強い「父」の文字、そしてバラとリボンが細かく精緻に描かれていて、デザイン的に面白い、いい作品です。

西川怜乃さん(大阪市)

作品趣旨:ペンキ塗りが仕事のお父さん。鮮やかな彩色で感謝を表現しました。

講評:塗り仕事をされるお父さんを鮮やかな色使いでリスペクトして、健康への祈りもよく表れていると思います。外国の方も多く訪れる街を意識した作品になっています。

森田紗希穂(大阪市)

作品趣旨:いつも優しく接してくれるお父さんの雰囲気を、やさしい色合いの花で表現しました。

講評:優しいを強調しながら、周囲に花を散りばめることによって、おうちでいつも朗らかなお父さんの感じがすごく表れている作品です。花弁のにじみも優しさを醸しています。

加藤くるみさん(大阪市)

作品趣旨:船乗りの父ちゃんに乗せてもらって、海のど真ん中で見た花火。家族の大切な思い出をずっと忘れないよう作品に残しました。

講評:お父さんと花火を観に行ったときのインパクトの強さを父の日に思い起こした、その気持ちが非常によく表れた作品になっています。

松本紗奈さん(大阪市)

作品趣旨:いつも頑張っているお父さんに感謝の気持ちを込めて書きました。

講評:大きなひまわりとシャボン玉でしょうか?それらの絵と、シンプルな言葉でお父さんへの素直な思いを絡ませて描かれた作品です。

桑原瑠里さん(生駒市)

作品趣旨:直接なかなか伝えることができないですが、いつも家族みんなにくれる優しさに感謝をしているので、伝わればいいなと思い、書きました。

講評:オーソドックスなしっかりした字で、優の一字が大きく書かれ、手紙を添えて自分の気持ちを表しています。眼鏡をかけているお父さんの姿が思い浮かびます。

松本桃香さん(橿原市)

作品趣旨:感謝の意味を込めて

講評:感謝の気持ちと、お父さんに何かしてあげたいという気持ちが大きく表されています。絵は後から添えられたのでしょうか?ぜひ、絵を先にしっかり入れてから文字を入れるとさらに面白い構図になりそうです。

梶菜々美さん(橿原市)

作品趣旨:いつもあまり感謝をつたえられていないので、父の日に今までの気持ちをつたえたいと思って書きました。

講評:「この日」という言葉が、普段の感謝の意を表すいい機会になったことを強く表しているいい言葉です。余白も効いていて、よく書けた作品です。

大藤珠愛さん(柏原市)

作品趣旨:お父さんとたこが大好きなので組み合わせました。「ことうさん」

講評:シンプルですが、かっちりとした字で書かれた文字と、タコのキャラクターとして描かれた微笑ましいお父さんのとりあわせが面白い作品です。どのようなお父さんなのかと想像してしまいます。

森山葉月(東大阪市)

作品趣旨:人柄が大好きなので、すてきという言葉を使いました。たくさんの花はお父さんの周りにいる様々な人を表しています。

講評:文字がすばらしく、とてもいい字が書けています。何かもう少し言葉をつけ加えることで、すてきさの中身が表れるともっと面白いですね。

有田百花さん(堺市)

作品趣旨:普段は思っていても伝えられない思いを書道の筆にのせて、いっぱいの気持ちで書きました。

講評:筋肉隆々の髭のあるキャラクターはお父さんを表しているのでしょうか。そこに思い切り大きく「好き」の気持ちを添えて、個性的で面白く、とても気になる作品です。

川島一乃さん(大阪市)

作品趣旨:父さんのことが大好きだからこそ普段はなかなか言えないことを書きました。父さんいつもありがとう。

講評:ちょっとしたお願いごとが逆にお父さんへの思いとしてうまく表れている作品ですね。絵が上手ですので、落款の位置をもっと目立つ場所、たとえば右下に配置すると青と赤の対比で映えて面白くなるように感じます。

東野朱莉さん(東大阪市)

作品趣旨:「身体を大事にしてほしい」という願いと、6月の花あじさいを組み合わせました。

講評:お父さんを気遣ったいい作品です。すっきりしていますが、余白をつぶさず緻密に書かれています。紫陽花のいろんな色も季節を感じさせます。

次の書画アート展は「敬老の日に伝えたい思い」がテーマです!

たくさんの方に見ていただける、なんばのど真ん中に作品を展示します。高校生・専門学生・大学やその世代の働くみなさま、ご応募お待ちしています!応募締め切りは8月19日㈪必着です。応募要領は下記からご覧ください。

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