人気観光地として、国内外問わず多くの方が訪れる大阪・道頓堀。
そんな道頓堀の顔といえば「グリコの看板」ですが、実際はどこにあるの?駅からのアクセス方法は?周りにはどんなお店や観光地があるの?といった疑問をこの記事で解消していきます。

お急ぎの方は見出しから各ページに飛べるのでご覧ください。

グリコの看板があるのは、どんなところ?

グリコの看板は、大阪屈指の観光地「道頓堀」にあり、正式名称は「道頓堀グリコサイン」といいます。

大阪の人は大阪市を北部と南部に分けて、梅田界隈をキタ、なんば界隈をミナミという愛称で呼びますが、道頓堀は「ミナミ」エリアです。

興味のある方は、下記の記事で紹介してますので、チェックしてみてください。

大阪の「ミナミ」ってどこにあるの?素朴な疑問を徹底解説!

道頓堀には、江戸時代に運河として開削された「道頓堀川」があります。
「グリコの看板」は、その上に架かる戎橋(えびすばし)のほとりに建つビル壁面に掲出されています。

注意したいのは、地図の通り、北(心斎橋)方面からくるとグリコの看板がすぐに目に飛び込んできますが、南(戎橋筋)方面からだとグリコの看板が背後になってしまうので、気付かずに通りすぎてしまうことも!

実際に、私も戎橋の上で「グリコの看板のどこですか?」と聞かれたことがあります。
橋の上では、一度周囲を見まわすことをオススメします。

さて、そんな有名なグリコの看板がいったいいつから道頓堀にあるのか?など、次にグリコサインの歴史をご紹介します。

グリコサインの歴史

1935年(昭和10年)に、日本を代表するお菓子メーカーグリコの創業者・江崎利一が1日20万人が通る大阪の道頓堀に目をつけ、ネオン塔が建設されたところからグリコの看板の歴史は始まります。

実はグリコは大阪に本社をおく会社なのです。

歴代のグリコサイン

歴代グリコサインのジオラマは、大阪市西淀川区にある江崎グリコ株式会社の江崎記念館で実際に見ることができます(ジオラマ写真提供:江崎グリコ株式会社 江崎記念館様)

初代(1935年~1943年)

初代グリコサインは高さ33メートルという、当時はまだ珍しかったネオン看板のなかでも型破りなサイズでした。

人でにぎわう道頓堀でも、ひときわ目をひく看板でした。

その大きさと珍しさから人々の注目を集め、一躍ミナミの名物になったそうです(この頃は、ランナーの顔がとても怖いのも特徴)

やがて第二次世界大戦の戦況が厳しくなり、1943年に鉄材供給のため、解体されてしまいます。

2代目(1955年~1963年)

戦後1955年に、戦前に解体された初代グリコサインの土台を活用して、2代目グリコサインが再建されました。

3代目(1963年~1972年)

1963年、なんと3代目のグリコサインは高さ18メートルの噴水型のネオン塔になりました。
グリコマークの中心部にある水車状のノズルから12トンもの水が噴き出し、12色のランプが水を照らすことによって、美しい虹の模様を描いたそうです。

4代目(1972年~1996年)

四代目は高さ17メートル、背景になっている陸上競技場のトラック部分を点滅させることによって、躍動感あふれるグリコサインになりました。
映画やテレビにも登場し、大阪を代表するランドマークになりましたが、1996年に隣接するビルの改装工事に伴い、撤去されました。

5代目(1998年~2014年)

4代目の撤去から2年半後、5代目グリコサインが道頓堀に帰ってきます。
5代目の大きさは高さ20メートル。

陸上競技場を走るランナーのバックには、大阪を代表する4つの建物(大阪城、海遊館、通天閣、大阪ドーム)が描かれ、背景色が、朝・昼・夕方・夜と変化することでランナーが1日かけて大阪を走る姿を表現したとのこと。

この際にグリコサインは大阪市指定景観形成物に指定されたそうです。
(※現在は大阪市都市景観資源)

6代目(2014年~現在)

現在掲出されているグリコサインは、6代目です。
大きさは5代目と同じく高さ20メートル。
5代目のデザインを踏襲して青色の背景にゴールインマークが浮き出るようなデザインになっています。

照明には14万球ものLED電球が採用されています。
実は、日没30分後から深夜0時までの間に背景を変化させてながら点灯しているので、見られた方はとってもラッキーです。
また、看板そのものを大型のLEDビジョンのようにして、様々な映像を映し出すことも可能になりました。

このリニューアルをきっかけに、様々な有名人がグリコの看板に登場するようになります。

グリコサインに登場した有名人

女優・綾瀬はるかさん(2014年)
5代目グリコサインが老朽化によってリニューアルする際、グリコの広告に出演している綾瀬はるかさんがランナーに扮した幕が掲出されていました。
同年秋には、出演するジャイアントコーンの広告が全面に掲出されました。

レーシングドライバー・佐藤琢磨さん(2017年)
グリコがスポンサーになっている、レーシングドライバーの佐藤琢磨さんがインディ500を制したことを記念して特別動画を公開されました。

周辺おすすめ観光情報

かに道楽 道頓堀本店

1962年オープン。
こちらも大阪のシンボルとして名高い巨大な動くかにの看板の、かに料理専門店です。

かに料理と聞くと「けっこうお高いんじゃ……」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、会席料理やなべ料理以外にも、お昼のかに御膳(2,500円~)など、プチ贅沢で専門店の味を楽しめます。

ホームページでは現在の待ち時間がチェックできるので確認してから行くとスムーズです。
ちなみに道頓堀には、本店のほかに道頓堀中店と東店があるので、待ち時間が気になる方はそちらもチェックしてみては。

店名/かに道楽 道頓堀本店
住所/〒542-0071
大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-18(戎橋東へすぐ)
営業時間/11:00~23:00 (ラストオーダー22:00)
定休日/なし
電話番号/06-6211-8975
FAX/06-6211-2011
総座席数/322
かに道楽公式ホームページ

中座くいだおれビル

かに道楽の程近く、グリコと並ぶ大阪の顔「くいだおれ太郎」がいるアミューズメントビルです。
くいだおれ太郎は入口正面にいます。

たこ焼きやお好み焼きなど、大阪を代表するグルメ、お土産ショップのほか、ファミリーマートや地下1階にはお笑いライブなど開催している劇場ZAZAがあります。

施設名/中座くいだおれビル
住所/〒542-0071
大阪市中央区道頓堀1-7-21
くいだおれビル公式ホームページ

道頓堀コナモンミュージアム

たこ焼き、お好み焼き、焼きそば……大阪といえばコナモングルメの聖地!
そんなコナモンの食文化を楽しく体感できるのが、コナモンミュージアムです。

▼フロア構成
地下1階/たこ焼き道場くくる匠
有名たこ焼き店くくるの職人直伝!
好きな食材を選んで、自分だけのオリジナルたこ焼きづくりが体験できます。

1階/たこ家道頓堀くくる コナモンミュージアム店
「ふわとろ」なアツアツできたて!本場の味のたこ焼きが味わえます。

2階/コナモン歴史ミュージアム
コナモン・ソース・道頓堀の歴史が一気に学べる、楽しい資料がそろってます。

3階/オリジナルのたこ焼き、食品サンプルづくり体験
食道楽のまち、大阪の食文化を支えてきた食品ロウ(蝋)サンプル体験ができます。
所要時間は約45分。料金2000円。要予約です。

施設名/道頓堀コナモンミュージアム
住所/〒542-0077
大阪市中央区道頓堀1-6-12
電話番号/06-6214-6678
料金/入場無料
※各体験は別途料金が必要です。
道頓堀コナモンミュージアム公式ホームページ

ドン・キホーテ道頓堀店「道頓堀大観覧車えびすタワー」

ドン・キホーテ道頓堀店には、えびすタワーという1周 約15分で回る世界初の長円形観覧車があります。

4人乗りのゴンドラが水平に回転するのも世界初とのこと。
2008年に機械トラブルがあり営業停止して以降、2017年まで営業停止していましたが、2018年1月に営業を再開しました。

最終乗車時間が22:45と遅くまでやっているのも、観光客には嬉しいですね。
空から道頓堀周辺の眺めを楽しんでみてはいかがでしょうか。

施設名/ドン・キホーテ道頓堀店「道頓堀大観覧車えびすタワー」
住所/〒542-0084
大阪市中央区宗右衛門町7-13
電話番号/06-4708-1411
定休日/なし
料金/1人600円(ゴンドラ定員4名まで)
ゴンドラ数/32台
乗車時間/15分

天候により営業時間の変更、運休になる場合があります。
当日の営業状況については、公式ホームページでチェックしてください。
道頓堀大観覧車えびすタワー

大阪松竹座

大正12年、関西発の洋式劇場として誕生。
大林組の木村得三郎によって設計された正面の大アーチが特徴的なネオ・ルネッサンス様式の建築は荘厳華麗で、建築好きにはたまりません。

歌舞伎やお芝居など様々な公演のほか、併設されたレストランをチェックするのも楽しみのひとつです。
ちなみに「幕の内弁当」というのは、歌舞伎の幕間にいただくお弁当という意味から来た言葉なんだそうですよ。

施設名/大阪松竹座
住所/〒542-0071
大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-19
TEL:06-6214-2211
「大阪松竹座」公式ホームページ

地元民おすすめの撮影ポイント

戎橋

心斎橋筋商店街と戎橋筋商店街の境目にかかる戎橋は、いつも多くの通行客で賑わっています。

人の混雑を気にせず撮影したい方は、朝早めに行くのがおすすめです。
周辺店舗はだいたい11:00オープンのところが多いので、それ以前に行くと比較的空いています。

とんぼりリバーウォーク

道頓堀川の遊歩道を「とんぼりリバーウォーク」といいます。
戎橋に比べて、通行人も少なく、真正面を向いたグリコサインと一緒に写真撮影することができます。

とんぼりリバークルーズ

道頓掘川には遊覧船が運航しています。

ガイド付き約20分間のミニクルーズでは、グリコ前に停泊し写真タイムがあります。
安全上、座席を立つことはできませんが、間近で写真が撮れるとあってかなりおすすめです。

詳細情報
とんぼりリバークルーズ
料金/おとな(中学生以上) 900円、こども(小学生)400円
※小学生未満は、おとな1名につき1名のみ無料。2人目からこども料金。
所要時間/約20分
営業時間/平日13:00~21:00まで。毎時00分、30分に出航
土日祝(繁忙期)11:00~21:00まで。毎時00分、30分に出航
とんぼりリバークルーズ公式ホームページ

グリコサインの詳細情報

施設名/道頓堀グリコサイン
住所/大阪府大阪市中央区道頓堀1-10-2
点灯時間/日没30分後に点灯、24時消灯
【参考】大阪府の日没時刻
アクセス/地下鉄御堂筋線なんば駅 14番出口徒歩3分

まとめ

大阪の顔である道頓堀グリコの看板は、ぜったいに外せないイチオシスポットです。
観光地ですので、混雑していますが一見の価値あり!
また周辺には、ほかにもユニークな巨大看板や美味しいグルメがありますので、ぜひ散策してみてくださいね。

グルメでお悩みの方はこちら。
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