なかなか外出が難しい日々が続きますが、今回は安心して外出楽しめるようになったときに、ぜひ立ち寄って欲しいSNS映えする大阪なんばエリアの人気観光スポット6か所をご紹介します。映える撮影ポイントはもちろん、比較的人通りが少ない時間やスポットにまつわる小話なども盛り込んでいますよ。
ぜひ素敵な写真を撮影してハッシュタグ「#ぶらっとなんば」をつけてSNSに投稿してくださいね。
観光の際に便利ななんばエリアの地図はこちらからダウンロードしてご活用ください(別タブで開きます)
なんばに来たなら絶対外せない「グリコ看板」
人気観光地として、国内外問わず多くの方が訪れる大阪・道頓堀。
そんな道頓堀の顔といえば「グリコの看板」です。正式名称は「道頓堀グリコサイン」。江戸時代に運河として開削された「道頓堀川」にかかる戎橋(えびすばし)のほとりに建つビル壁面にあります。
大阪観光の人気撮影スポットですが、どこから撮影するのがベストなのか?おすすめポイントをご紹介します。
定番の撮影場所なら戎橋
観光写真らしく、にぎやかな周辺の看板も含めて撮影するなら戎橋の上で撮影するのがおすすめ。橋の中央よりも少し北側、欄干にもたれかかっての撮影が◎。
周辺のお店は、11時オープンのところが多いので混雑を避けるなら、午前中の早めの時間に訪れたほうがよいでしょう。夜のライトアップを撮影する場合は、日没30分後に点灯しますので、タイミングを計って行きましょう。24時消灯なのでご注意ください。
また、早朝5時から7時の戎橋は、ほぼ人通りがありません。よくテレビなどで見かける橋の中央から商店街のアーケードも含めた引きの写真は驚くほどきれいに撮影できます。高速バスなどで早く到着された方で、興味のある方はこちらもぜひチェックしてみてください。
正面から撮影するなら「とんぼりリバーウォーク」
道頓堀川の両サイドは整備されており、とんぼりリバーウォークという遊歩道になっています。
「道頓堀グリコサイン」のちょうど対岸、とんぼりリバーウォークからなら同じポーズで看板との2ショットが可能です。こちらは11時までか、16時頃が人通りが比較的少なく撮影しやすいですよ。
もっと近くで撮りたいなら、遊覧船「とんぼりクルーズ」
道頓堀川では、道頓堀川にかかる9つの橋の下をくぐりながら、大阪のシンボルがぎゅっとつまった景色を水上から楽しむことができる観光遊覧船が就航しています。
ガイド付き約20分間のミニクルーズでは、グリコ前に停泊し写真タイムがあります。
安全上、座席を立つことはできませんが、今回ご紹介している撮影ポイントのなかで、いちばん間近で写真を撮ることができます。
とんぼりリバークルーズの詳細はこちらから。
【おすすめ記事】水都・大阪観光のマストスポット!とんぼりリバークルーズをご紹介
同じサイズで撮影する裏ワザ
「道頓堀グリコサインとツーショット写真が撮りたい」もしくは「もっときれいに撮影したい! 」と考えている方、すぐ近くにその願いを叶えるスポットがあります。道頓堀商店会の通りにお店を構える、グリコのオフィシャルショップ「ぐりこ・や」前のミニグリコサインです。
フォトパネルが設置されているので、自由な角度での撮影が可能です。意外とここのほうが面白い写真は撮れるかもしれませんよ。
「グリコサイン」の詳細はこちらの記事からチェックしてください。
【おすすめ記事】大阪のランドマーク!道頓堀グリコサインを徹底紹介
もう迷わない!地元民が写真で案内!大阪メトロからグリコの看板への行き方
インパクト大! を狙うなら「道頓堀ホテル」
1970年、大阪で開催された「万国博覧会」の年に開業した道頓堀ホテル。ユニークな撮影スポットとして人気の「四体像」が登場したのは1991年です。左から東洋人、アフリカ人、アラブ人、西洋人を表現し、世界中のお客様をおもてなししたいという気持ちを表現しているそうです。
正面からの撮影が王道
「四体像」の中心に立ち、正面から撮影するのが気持ち良い写真です。すべての顔が映るようにすれば、人物とのサイズ感の比較も出て良いですよ。チェックアウトの時間帯を除けば、比較的人通りが少ない通りなので撮影しやすいです。夜ならライトアップされた状態でよりユニークな写真が撮影できるかもしれません。
ユニークな写真は、横顔や下からのアングルがおすすめ
左右どちらでも良いのですが、端にたち全員の顔が順序良く出ている角度を探してみてください。撮影する時は顔もしっかり作っておくと良いですね。この写真は日中の明るい時間帯のほうが撮りやすいです。
昭和初期、大大阪時代が蘇る「浮世小路」
大阪在住者でも、名前は聞いたことがあるけど場所がわからない。そんな隠れた名所がこちらの浮世小路。戎橋筋商店街と千日前商店街の間にあり、法善寺横丁と道頓堀をつなぐ通りです。うどんの名店「道頓堀 今井」の店舗横の幅1メートルという路地ですが、両脇には大正から昭和初期の道頓堀の町並みを再現した絵地図や上方演芸の展示が飾られています。
雰囲気バツグン! 古き良き大阪へ
展示はもちろん、提灯などの照明なども含めた雰囲気の良い通路での撮影がベター。狭いので縦位置で、人物の膝下から全身が入るくらいのひいたカットがおすすめです。人が多いと雰囲気がでないので、11時頃がよいかもしれません。
大阪らしいご当地マスコットキャラクターと2ショット
「えびたん像」
2013年に、100周年を迎えた戎橋筋商店街は、江戸時代から今宮戎神社の十日戎の参道として発展してきた歴史があります。この商店街のマスコットキャラクターが「えびたん」です。
その名の通り、商売繁盛の神様である「えべっさん(事代主命)」をモチーフにしています。待ち合わせ場所として利用しやすいなんばマルイの目の前にあり、撫でるといいことがあるかも…というご利益もしっかりあります。
えびたんとの2ショットがGOOD
普段のえびたん像との2ショットはもちろん、例年お正月などのシーズンイベントの際には華やかな飾り付けがなされますので、そのタイミングで来訪された方は、おめでたい雰囲気もしっかり盛り込んでの撮影がおすすめです。大阪らしいマスコットキャラクターは、素敵な写真が撮影できるうえ、お土産話にもなるので、間違いのない撮影スポットのひとつです。
SNS映えはもちろん、金&恋愛運あがるパワースポット
「難波八坂神社」
創建年月日は不明ながら、大阪市ではじめて無形民俗文化財に指定されたのが難波八坂神社。見どころは、なんといっても国内外からわざわざ撮影に訪れる方も多い、難波八阪神社の名物ともいえる獅子殿です。
4階建てのビルと同じくらいの高さ12mを誇り、奥行きは7m。意外に歴史は古く、1975年に建造されています。
真正面からの撮影がベスト
こちらも正面からの撮影が吉。口の中は舞台となっているので、人物を入れての撮影やセルフィーであればその様子がわかるように少し中心からずれて立ったほうが良いですね。あえてフィルターをかけて色を変えるのもおしゃれです。
スイーツとアートの融合
アートスペース「AKICHI」
2019年3月にオープンしたメッセージ発信型フォトスペース、それが「AKICHI」。ソフトクリーム専門店や高級食パン専門店が並ぶスペースの一角に設けられた撮影スポットです。アーティストの伊倉真理絵さんが手掛けたアート作品の前で、思い思いの撮影が楽しめます。
どこでも絵になるアートスペース
写真のように、AKICHIの空間全体がアート作品になっているので、どこを切り取ってもSNS映えする写真が撮影できますよ。販売されているスイーツも、どれもとてもおしゃれで、SNS映えを狙うなら必ず訪れたいスポットです。
オープン直後は、お客さんも撮影に訪れる人も少ないので、気兼ねなく撮影を楽しめるでしょう。自撮り棒を使った撮影の際には、周囲の方に気をつけてくださいね。
まとめ
王道のスポットから意外な穴場までご紹介しました。
わいわい誰かと一緒に撮影するのも楽しいですが、もちろんひとり旅や街歩きの最中に撮影してもよい思い出に残ります。
どの場所も日中に訪れて撮影が楽しめるようなところを選んでいるので、おでかけが安心して楽しめるようになったらぜひ訪れてくださいね。
大阪在住。食べること、飲むことが好きなアラフォーライター。