【冬の体験博2021】エコバッグを自分流にリメイク

体験博2021 ブックオフプラス

大阪・なんばにある戎橋筋(えびすばしすじ)商店街では「体験博」というイベントを毎年開催しています。

今回は「エコバッグを自分流にリメイク」プログラムの様子をご紹介します。

目次

「体験博」とは

戎橋筋商店街の多彩なお店の魅力やミナミエリアの魅力を、普段はできない体験を通して知ってもらおうと、商人たちが手づくりで企画する体験型イベントです。

体験博2021 ブックオフプラス

例年春と秋に開催しており10年間で1万人以上の方にご参加いただきました。ところが今年は緊急事態宣言が発出された影響で春はオンラインプログラムのみを実施、秋は中止となってしまいました。そこで徐々に落ち着きを取り戻してきた中、いつまでも負けていられない!と初めて冬の開催を決定。

NHKの朝ドラにも登場する「道頓堀ジャズ」にちなんだクルーズ、厳しい状況で 頑張る飲食店をめぐりながらの割烹老舗ランチツアー、終わった後の爽快感がたまらない師走の橋洗いなど、今年の締めにふさわしい8つのプログラムに487組(797名)のご応募がありました。

ブックオフプラス10周年記念のコラボ企画

戎橋筋商店街にオープンして2021年で10周年を迎える「BOOKOFF PLUS なんば戎橋店」。

体験博2021 ブックオフプラス

感謝の気持ちをお客様に還元したい、という思いから始まり、ブックオフだけではなく商店街にも足を運んでもらいたいので一緒に何かできませんか?と店長の谷さんが商店街に打診したことから今回のコラボが実現。

どんなプログラム?

体験博2021 ブックオフプラス
BOOKOFF PLUS なんば戎橋店 店内

ブックオフではファッションにも力を入れていて、様々なジャンルの洋服やバッグ、靴などを約2万点取り扱っています。

SDGsへの関心も強まる中、店舗で廃棄予定の服地などを活用してエコバッグをオリジナルのものにリメイクする体験を企画。

たくさんの方に参加してもらえよう、針などは使用せずに布用接着剤で好きなものを貼り付けて楽しんでもらうプログラム内容に決定しました。

体験博2021 ブックオフプラス
リメイク見本

エコバッグのリメイク体験がスタート

事前の応募、抽選を経て当日は4組の親子が参加してくれました。

体験博2021 ブックオフプラス
会場の様子

会場には商店街にあるミセスのセレクトショップ「かわこ」の2階にあるサロンスペースをお借りして、いよいよ体験が始まります。

今回講師をしていただいたのは、デザインルームヒロセの田中智之さん。全国のリメイクコンテストで審査委員長を務めたこともあるリメイクのプロフェッショナルです。専門学校でも教えているつながりで、学生さんたちもアシスタントとして来ていただきました。中にはコンテスト優勝の実力者も。

体験博2021 ブックオフプラス
講師の田中さん

キャンバス地のしっかりとしたバッグをいよいよリメイクしていきます。

「自由な発想で楽しんでください。」と田中さんが話しかけると、皆さん思い思いに素材を選びます。

体験博2021 ブックオフプラス
ワッペンや柄のテープ類
体験博2021 ブックオフプラス
カラフルなレースやスタンプも

個性あふれる作品の数々

細かいテープや厚地のカットなど、お子さんに少し難しい作業は学生さんたちがしっかりサポート。

体験博2021 ブックオフプラス

手芸経験がある参加者さんは、型紙無しで生地を手慣れた様子で切っていました。

体験博2021 ブックオフプラス

デニムのポケットやチェック柄シャツの胸ポケットを切って貼ったり、シャツの襟を活用する方も。

体験博2021 ブックオフプラス
体験博2021 ブックオフプラス

学生さんのアドバイスで、デニムをカットして三角に折ったものをいくつも合わせると、立体的なお花に変身。

体験博2021 ブックオフプラス
デニム地で作った花

素材を活かしたアレンジ方法に「さすがプロ」と参加者さんたちは感動していました。

序盤の「リメイクをやりだしたら止まらなくなるんですよ」という田中さんの言葉通り、皆さん悩みながらもエコバッグの表面、裏面とリメイクを楽しんでいました。

予定していた1時間半はあっという間に過ぎ、最後は完成したエコバッグを並べて写真撮影。

体験博2021 ブックオフプラス

皆さんの個性や好きなものが反映されて、どれも素敵でした。

BOOKOFF PLUS なんば戎橋店 店長の谷さんは「参加者さんに、普段からお店を利用しているよと言っていただけたのが何より嬉しかったです。ぜひまた開催したいです。」と意気込みを語られ、ファッション部門担当の上原さんは「初めての試みで不安もありましたが参加者さんの楽しそうな姿を見て、やって良かったなと感じました。」と安堵されていました。

まとめ

参加者と講師の距離感が近いので気になったことや質問も聞きやすく、会場は終始にぎやかな雰囲気でした。

お子さん達の自由な作品を見た、講師の田中さんが「すごいですね、私たちにはない発想です」と驚く場面も。

今回の「エコバッグを自分流にリメイク」体験は参加する側、教える側にも新しい発見があるクリエイティブなプログラムになりました。

体験博では今後もいろんなプログラムを企画していきます、是非チェックしてください。

そしてBOOKOFF PLUS なんば戎橋店にも足を運んでくださいね。

【関連記事】

【主な体験博プログラム】

体験博2021 ブックオフプラス

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次